姉という存在。2【WT】

大規模侵攻7 ページ9

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「待たせたなオサム、ユーマの指示でチカとオサムを護衛しに来た」


「レプリカ！！」


『(きたー！レプリカ！！)』


そう、ゆるーく攻撃していたのもレプリカを待っていたため。


「"門"印(ゲート)」


そして、コピーしたであろうラービットを出すレプリカ。


『ラービット…(よし、このラービットなら攻撃を制限しなくてもいいよね)』


「ジンの予知も大詰めだ、出し惜しみなしでいこう」


『そういうことなら…本気出すよ』


と、悪役みたいな言葉を口にし、攻撃を開始する。


『(ちょっと、恥ずかしいセリフ言っちゃったな…)』


少し反省反省


ラービット同士で戦うも、圧倒的にレプリカが出したラービットの方が強い。
負けじと、私も攻撃をする。


「今のうちに離れろ、」


「レプリカの本体がこっちに来て、空閑は大丈夫なのか？」


「問題ない、オサムとチカの救援を優先する。ユーマ自信が決めたことだ」


「空閑が…」



ラービット同士の攻撃の間、逃げ出す三雲とレプリカ。



『あー、逃がそうかな…？』



逃がすことに決めた。



ーーーー



その頃、エネドラは

忍田さんの攻撃により、ダメージを受ける。


「この俺が、玄界(ミデン)のサルなんぞに…」


「どうします、こいつ。さっき通信室でこいつに何人か殺されてますよね？」


「…く」


「捕縛しろ、捕虜として扱う。相手は生身だ、むちゃはするな。だが、気は抜くなよ」


生身のエネドラを捕まえようと動く。


…


「ハイレイン隊長…エネドラが敗北しました。」


「そうか、そちらは任せる」


「了解いたしました。回収に向かいます」


…



「うぐっく…(ミラのやつが回収に来るはずだ、さっさと来やがれ。なんのためにてめぇがいると思う)」


そこには、大きな穴が空き、角の生えた女の人型近界民(ネイバー)が現れる。




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