姉という存在。2【WT】

大規模侵攻6 ページ8

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雨取がトリオンキューブになってしまい、…僕のせいだ…と落ち込む三雲。



「おいこらメガネ！ぼさっとすんな！基地まで行けばまだ助かる！！」


「出水先輩…」


「走れ修！！お前がやるべき事をやれ！」


「僕のやるべき事…」



出水と烏丸から励ましを貰い、三雲は雨取のトリオンキューブを持ち、基地に向かい走る。



「おーいけいけ、こいつには1発お見舞いしないと気が済まないぜ」



出水が三雲を守る形でハイレインに攻撃をする。



「…A、ラービットと共に"金の雛鳥"を回収しろ」


『(来た…)はい、了解しました。』



ハイレインは指示を出した。



『(これから自由に動ける…まってて主人公！)』



そうして、ラービットと共に主人公へ向かう。


「スラスターオン！！…(立ち止まるな、迅さんと烏丸先輩の判断を信じろ)」



『ごめんねー！そこの君！キューブは貰うよ』


「だ、誰だ！？…」


三雲の前に現れる。フードを被っているため、顔は見えない。



『(う、心が痛む…けど、ハイレインにバレないように…)』


「スラスターオン！！(アフトクラトルの仲間みたいだな…角は見えないが…っ)」


三雲の攻撃を躱しながら、弱いトリガーを使い三雲の走る邪魔をする


『あー、走るのはやめて！…(これだと、メガネくんの体も千佳ちゃんのキューブも傷つかないよね)』


「やめません！！！(何だこの人は！攻撃する気が全くない…？)」



攻撃の茶番をしながら、一緒に基地へ向かう。
しかし、ラービットが次から次へと三雲に攻撃を入れる。


『(私がラービットに攻撃しちゃいそう…)』


「シールドモード！！…しまった！」


雨取キューブを落とす三雲。


「させるかー！！！」


ラービットに攻撃をして、雨取を取り戻す。



『意外と強いね！メガネくん！』



「…(メガネくん！？)」



『でも、ごめんね…ラービット行って』



Aの指示でラービットは動き、三雲は動けなくなる。





そこに…





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