姉という存在。2【WT】

大規模侵攻5 ページ7

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「行くぞA」


『はい』


窓からハイレインと共に主人公達の元へ向かう。


空には無数のハイレインが出した鳥。
私はハイレインの後ろに立つ。



「人型近界民(ネイバー)！？」



「もう二体目がやられたか、急ぐ必要があるな」


『…はい』


「Aは俺が呼ぶまでここにいろ…卵の冠(アレクトール)」



ハイレインは鳥を動かし攻撃を始める。
C級達は次々とトリオンキューブになっていく



「鳥に触るな！キューブにされるぞ！」


烏丸が叫び、ラービットの攻撃を交わす


『(…今とりまるの声が聞こえた…相変わらずモサモサかっこよ)』


主人公達と初めて会うので、脳内がヲタク化する。
そんな場合じゃないことは分かっているが…しょうがない


『(と、とりあえず指示待ちってことで…)』



そう考えてるのもつかの間、緑川がラービットに押さえつけられ、やむおえず緊急脱出(ベールアウト)。


ハイレインの攻撃はラービットと相性がいい。


『…う、、』


遠くから見ているものの、戦っている姿が見える。
…キャラが存在している…
まだあまり関わらなかったキャラ達に興奮気味になる。






「メガネくん！女子連れて逃げろ！…誘導弾(ハウンド)」


「…いい腕だ。高い火力、繊細なトリオンコントロール。ランバネインと撃ち合っただけの事はある」


戦場では、出水の攻撃をハイレインが褒めているが余裕そうだ。出水も足をやられて立ち上がれない。



「…千佳ついてきてくれっ」


「え！！」


「さっきと同じだ…戦っている敵の側面を突いて最大火力で攻撃だ！通常弾(アステロイド)！！」


「メガネくん…」


三雲は雨取のトリオンを使い、ハイレインに攻撃をする。
しかし、ハイレインには効かない…


『(あー、見つかっちゃったなメガネくん)』


「やはり、驚異的なトリオン量だな」


「低速散弾…！」


三雲が攻撃を返すも、雨取がトリオンキューブになってしまった。


「…千佳ーーーっ！」



…


『お、生のちかーーーーー！が聞けたっ！』


そのころ、遠くの方で見ているだけだが主人公の声が微かに聞こえていた。テンション爆上がりである。


『(違う違う…もうすぐかな)』



出番はもうすぐ…


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