姉という存在。2【WT】

大規模侵攻11 ページ13

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「基地の前に穴が…」


「あれがワープ使いのトリガーだ。遠征艇から空間を直接繋げているようだ。」


「でも、誰もいない。これなら上手くすれば…」



三雲とレプリカは基地の入口に来ていた。
しかし、ミラの攻撃を受ける。



「またっ…」


「目標補足…」


『げっ、もう始まってるし…』


泣きやみ、冷静になる。ミラと合流しなければならない。


「…A…そんなところにいたの？」


『う、うん。合流しに来た』


「なっ！1人増えたぞ！！」


「きっと仲間だな。」


そして、ミラに隠れている所を見つけられてしまう。


「私の後ろにいて、」


『おけっ』



…



「開けた場所に出るな。狙い撃ちにされるぞ」


「はっ…ああ」


「間もなく、目標を捉えます。問題ありません。」


『…っ』


「"よし、俺もそちらにむかう。"金の雛鳥"を捕まえ次第、船で離脱する。」


「承知致しました。」


『了解です』


ミラとAは三雲が逃げた方向へ向かう。


「諦めなさい。悪あがきは好きじゃないの」


「ワープが正確すぎる。…っ、これは？マーカーか…」


「気付くのが遅かったようね。」


「いや、そうでも無いようだ。」


ミラとレプリカが話していると、そこに先程のコピーラービットが来た。


『…忘れてたっ』


「ラービット！？」


「追いついてきたのか…！？」


尾行するはずだったコピーラービットを目の前にして、つい口が開く。




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