鉄仮面な彼との共同生活 【4】

・ ページ22

『次！！時間的にもラストかな、？』






もうそろそろ夕飯の準備とかしなきゃだしね！










ラスト勝負、4回目の試合が始まった








2人ともいい感じに積み上げていくブロックを



隙間なく重ねて消している






3回目よりも時間がかかっていて



とてもいい勝負だったが、




結果はというと……










「やっと勝った」






『うぅ、、最後の最後で負けました！



では、1つ尚の今の願いを叶えます……。』








「………………。」









尚は考えているのか




無言になったが思いついたようで










「じゃあ、同じく、キスして」




『へ！？私から、、？』




「もちろん、ちなみに唇にね」









するとさっきの時と同様に尚は口角を上げて




ニヤついていた










今から行う行為と尚の今の表情に




私は既に茹でダコ状態であろう




顔に熱がブワッと集中した













『い、いじわるっ』





「願い叶えてくれるんでしょ？」






『そ、そうだけど……、



じゃ、じゃあ、目つぶってください』










尚はそのまますんなり目を瞑った











睫毛長いし、鼻筋通ってて、顔整ってるな





って見とれている場合かっ！










心臓の音が




どんどん速くなっていくのを感じながら、





尚の頬に手を添えてそっと唇を重ねた











「ん、よく出来ました」





『っはあ、、、死ぬかと思った、。』








尚は私の頭を優しく撫でてくれた















( 頑張ってキスしようとしてたとこ可愛いかった )





(( え、見られてたの！？ 恥ずかしっ ))

作者より→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す