_ ホンモノ _ ページ34
＿＿
出血の酷い右腕や額に手際良く処置を施していく炭治郎。
「ありがとう炭治郎ッ、ごめん、迷惑かけて...」
「俺は2人が居なければ危なかった。お互い様だろう？｣
私が迷惑掛けてるのは目に見えている。なのに、なんでそんな優しい声で否定するの、…優しすぎるよ、
「…だって私、何もできない…もう、私のことなんて…！」
「A、もうそんな言葉で自分を責めないでくれ。」
その言葉を聞いた時あの日の夜のことが鮮明に思い出された。
『…大丈夫だ。これからもたくさんの景色が見られるように俺、もっともっと強くなる。こんな怪我早く治して…それで』
炭治郎は、私のために、沢山沢山頑張ってくれたんだ。今度は、私の番。
「＿＿坊やたち。話をしよう。」
「、！」
……話？
何よいきなりコロッと態度変えちゃって。
Aも炭治郎も今までとは違う累のその態度に警戒心を高め炭治郎はAの肩と禰豆子を抱き寄せる。近くなる距離にAは炭治郎の怪我も酷いことを知る。
炭治郎だって怪我ひどいじゃん。
禰豆子はAの影が妹と重なったのか、両頬を両手でそっと包み安心させようとする。
呼吸が落ち着くのを感じる。
暖かい。
この兄妹はどこまでも暖かい。
「僕はね、感動したんだよ。キミ達の絆を見て身体が震えた。この感動を表す言葉はきっと、この世にないと思う。...でもキミ達は僕に殺されるしかない。悲しいよね、そんな事になったら。」
ここで私がアイツの家族になれば、炭治郎と禰豆子ちゃんは助かる...？
そう思っていた時、炭治郎が小声でAに告げる。
「＿＿＿ダメだ。絶対に認めない。俺が認めない。Aだって、なりたくないだろう。もっともっと、やりたいことがあるだろう。｣
「でも、それを回避する方法がある。坊や。キミの、その�狠膣岫瓩鉢猖絖瓩鯔佑膨座廖�大人しく渡せば全員の命だけは助けてあげる。あぁ、違ったね…。
君たち、"仲間"じゃなくて"大切な人"……恋仲だろう？絆よりもっともっと深い愛だ。｣
その言葉に、炭治郎とAの肩が強ばる。
累はAと禰豆子を指差し語り続ける。
「…何を、言ってるの、？｣
「"妹"には僕の妹に。...そしてキミには、僕の"恋人"になってもらうよ。…今日から。」
肩に回された手に力が篭った。炭治郎が怒っていることは目に見えて明らかだった。
『絶対に渡さない。』
そう、言っているように聞こえた。
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華鈴(プロフ) - 佐々木ゆやさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…（ ; ; ）こんな私の語彙力で宜しければ全て差し上げます((( そしてご指摘ありがとうございます完全に私のミスでございますッ！！只今修正致しました＾＾！！ 今後ともよろしくお願いします┏● (2020年10月21日 21時) (
レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木ゆや(プロフ) - すみません、！コメント失礼しますね！こちらの作品すごく面白いです！いや、語彙力分けてくだs(((_ 守り、助ける _のところなんですが、「太子」になってますよ！「隊士」ですかね、、？間違えてたらすみません！() (2020年10月21日 17時) (レス) id: 5de5027b70 (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - 莉菜さん» ご指摘ありがとうございます！完全に作者のミスです（ ; ; ）気をつけます…！ありがとうございます＾＾！ (2020年10月14日 21時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
莉菜 - 修正お願いしたいところがあります。富岡という字の「富」は、「冨」です。紛らわしいですよね、，，。それと、この作品を最近たくさん見ています。この投稿の�イ泙埜�させていただきました。更新を毎日毎日楽しみに来ています。更新頑張ってくださいね！がんばれっ！！ (2020年10月14日 20時) (レス) id: 5ef1823fc7 (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます！！ただ今修正しました！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鈴 | 作成日時：2020年6月11日 18時
