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_お散歩_ ページ45

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炭治郎side


あいかわらず禰豆子につきまとう善逸と、それを追いかける伊之助と逃げる禰豆子。




「三人共!辞めないか!」



俺がそう声をかけても三人には届かない。



「おい紋逸!!!俺と勝負しろ!」




「エ"ーー?!嫌だよーー!!!!禰豆子ちゃぁぁあーん!!」




「ムー??」



「(…あれ?Aは…。)」




ふと、Aがいないことに気づき様子を見てこようと部屋を出た。




隣りの部屋を覗いたが、そこにはAの刀と櫻色の羽織だけが残されている。




「(どこに行ったんだ…?)」




……善逸にAのことが好きなのかと聞かれてから、なぜかAのことが気になって仕方がない。





…どうしてだ?





ふわっと風に乗って流れてきた桜の匂い。




「(…Aの匂いだ。縁側の方か?)」





縁側の方へ行ってみると、縁側に腰掛けているAの姿が見えた。



「……ッ!!」




いつもは結ってある髪を今日は下ろしていて、黒い、綺麗な髪が風に吹かれる度に見えるAの表情がどこか儚くて、綺麗で思わず見とれてしまった。



「…炭治郎?」




Aに名前を呼ばれ、そこでようやくAに見とれてしまったいた事に気づいた。





「ど、どうしたの?何かあった?」




俺を心配する匂い。そ、そうだ。俺は何をしに来たんだ…。



「あっっえっと、その…そ、そうだ!!散歩!!二人でちょっとそこまで行かないか?」





さっきから散歩に誘うつもりで探しに来たかのように振る舞う。色でバレないように、ドキドキしている自分の心臓を必死で抑える。




「散歩?あ、今ちょうど私も、禰豆子ちゃんにお花をつみに行きたいなって思ってたの。行こう!!!」




いつもと変わらない笑顔で俺の横に立つAに、胸がドキッとと高鳴る。





「(こ、これは俺の心臓の音か…?本当にどうしたんだ…)」




先程のようにドキドキしている心臓を、おばあさんと話しているAをなるべく視界にうつさないよう落ち着けた。






'

_ 道に咲いた花にさりげなく _→←_ 縁側 _



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(プロフ) - 14ページ 突然洗われたではなく突然現れただと思います (2020年10月11日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - 桃サイダーさん» 桃サイダーさん、、!!ありがとうございます^^柱の中で、主人公ちゃん噂になってるかもですね…(^v^) ぜひ、この先も楽しみに待っていただければなと思います! (2020年6月8日 21時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
桃サイダー - 復活できてよかったです。そしていよいよ那田蜘蛛山編かぁ。そろそろ義勇さんとしのぶちゃんが登場するかなぁ?柱の皆さんの中でちょくちょく噂になっていて気になる子がいるみたいな感じになるのかなぁ。 (2020年6月8日 15時) (レス) id: cbf2964e00 (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます( ; ; )!!これからも頑張りますのでよろしくお願いします○┐ペコ (2020年6月6日 22時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです! (2020年6月5日 3時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華鈴 | 作成日時:2020年4月29日 12時

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