桜のように可憐な君は。（参）【鬼滅の刃】【竈門炭治郎】

_オソロイ_ ページ36

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「じゃーん！！！どう？｣






完成したのは、Aとまったく同じ髪型をした禰豆子。三つ編みの先端は、いつも禰豆子がしているピンクのリボンで結ばれている。







一つ余ってしまった禰豆子のピンクのリボン。






「リボン、一個余ったけどどうする？｣







ムーｯと少し考える仕草をする禰豆子。




うぐっ！！！かっわいいいい…。
その姿に一瞬でやられるA。あぁ私が男だったら善逸みたいに絶対結婚申し込んでるなぁ。なんて






ハッと何か思いついたかのように禰豆子がAの手からパッとリボンをとると、Aの三つ編みに結びだした。







「へ？ｯ｣







「ムムムｯーー！！｣






完成！とでも言うかのように鏡の前にAを立たせる。






いつもは桜の髪留めで止めている所に、禰豆子とお揃いのリボンが付けられている。






「ふふふふっ、オソロイだね！｣






「ムーｯ！！｣






嬉しそうに抱きしめてきた禰豆子を抱きしめ返す。…やばいこのまま私死ねる…。






禰豆子ちゃん大好きー！！！！っと叫んだ時。








「ねーずこちゃあーん！Aー！！｣









花畑から帰ってきた善逸が、部屋へ来る音が聞こえた。…






今日くらいは可愛い可愛い禰豆子ちゃん、譲ってあげてもいっか。




今日だけだよ？！！！今日だけだからね？！？
そう自分の心の中で叫んでいた時。



「おっじゃまっしま……｣









＿＿＿＿スパンッと勢いよく襖を開けたかと思えばそのまま硬直し、摘んできた花束をバサリと落とした。









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