桜のように可憐な君は。（参）【鬼滅の刃】【竈門炭治郎】

_天使降臨_ ページ33

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箱の中からヒョコッ、と顔を出す禰豆子。





「禰豆子。｣





「禰豆子ちゃん！！｣





「へっ…？｣






善逸は押し入れに隠れようとしていた足をピタリととめ、箱から出てきた禰豆子を見る。






ズズズズッ、と体を大きくし目をキラキラさせこちらに歩み寄ってくる。






「(ぅぁあぁあ天使降臨だ…ｯ！！今日も可愛い…♡！！)｣







「禰豆子は俺の…｣






「"炭治郎"……ｯ｣







「……？？｣






炭治郎が説明しようとすると善逸がドスの効いた声で炭治郎の名を呼ぶ。…やばいなんか黒い怒りのような妬んでるような色が…っ






「お前……いいご身分だなｯ！！｣







「……！！！？｣








「ぜ、善逸…｣





目がとびでそうなほどｶｯと、大きく見開きすごい血相をしている。…どうした？あっ、わかったそんなに禰豆子ちゃんが可愛い？うんうんわかるよ禰豆子ちゃんかわ…






「こんっっな可愛い女の子連れてたのか…。こんなかわいい女の子連れて毎日ウキウキウキウキ旅してたんだな…。めちゃくちゃ美人なAちゃんまで連れてよォ…。









俺の流した血をかえせよぉおおおぉ"！！！！｣




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