桜のように可憐な君は。（参）【鬼滅の刃】【竈門炭治郎】

_かまぼこ権八郎_ ページ27

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炭治郎の鴉に「サァツイテ来イコノ私ニ！！｣と偉そうに言われ、てる子達とお別れし山を下る。





山を下る途中で聞いた話だと、伊之助は鬼殺隊の隊員と力比べをして刀を奪い、最終戦別のことや鬼の存在についてを聞き出したらしい。"育手"を介さない選別参加ののち、鬼殺隊に入ったそうだ。






…なんか想像出来る。
育手を介さないって凄いよなぁ。
どうやって呼吸法とか覚えたんだろう。





炭治郎とAに向かって、



「俺は必ず隙を見ておまえに勝つぞ！｣




と言ってきたがAは相手にせずフル無視。そして炭治郎に関しては、いつか善逸に言っていた時のように




「俺は竈戸炭治郎だ！！｣





と言い返す。





「かまぼこ権八郎！！お前に勝つ！！｣




いや誰？それ。間違え方が凄いなぁ。
Aに向けられた先程の攻撃は、炭治郎へ向けられる。




「誰なんだそれは！！！｣




「お前だ！！｣




「違う人だ！！｣




「そしてそこの目に花がある女！！！お前からは強い気配がビンビンする！！絶対お前に勝つからな！！！俺がお前に勝ったら俺は鬼殺隊最強だ！！！｣




「ごめんなさい伊之助とは絶対戦わないそれと私に勝っても鬼殺隊最強じゃないよそれは言い過ぎ。｣


「なんでだよこのチビ！！！｣





「チビじゃない！私は夜桜Aよ！！｣





「そうか桜女！！！俺と勝負しろ！｣





「……。｣





「おいなんか答えろよ！！！！耳ねぇのか！！？｣





Aはもう答えるのに疲れたためまたまたフル無視作戦に出た。が、





「俺は竈門炭治郎だ！！！｣






「だから、かまぼこデコ治郎！！！今度こそお前に頭突きで勝つからな！！！｣





「だから誰なんだそれは！！！｣





…伊之助の言い間違えとそれに反発する炭治郎のやり取りが、ずっとずっと続いた。








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