_お別れ_ ページ25
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埋葬を終えて。
「正一君は強いんだｯ！！！！正一君に守ってもらうんだｯ！！！！！！！｣
山を下ることになったが、善逸は正一を連れてゆくとごねた。きっと正一が鬼を倒してくれたと思い込んでいるんだろう。自分で倒したはずなのにね…。
「もう、善逸やめなって…。正一くん可哀想だよ…」
「そうだ！！正一くんは嫌がっているだろう！！！｣
＿＿＿＿＿ドンッ！！！
炭治郎が善逸の首の後ろに一撃を加えると動かなくなった善逸。
「ぜ、善逸！！？｣
慌てて善逸に駆け寄るAの真上に炭治郎の鴉がいきなり現れ、清の掌にゲハッと香り袋を吐き出した。
「これは…？｣
「鬼除ケニナル。稀血ノオ前ハ必ズ持チ歩ケ。マァソコノ女ハ特殊ナ稀血デ鬼ニハバレナイダロウカラ要ラナイダロウ。｣
「うん。要らない。そうやって口から吐き出されたくもないかなうん((｣
本当にありがとうございましたと、ぺこぺこ頭を下げる三人。
「お姉ちゃん！！｣
「ん？どうしたの？｣
トコトコとAの傍に駆け寄ってきたかと思えば顔を少し赤らめもじもじするてる子。
…どうしたのかな？
「私も、お姉ちゃんみたいに強い人になりたい！｣
真っ直ぐ、私を見つめるキラキラとした目がより一層輝いて見えた。
そんなことを思ってくれるなんて……。
「ふふっ、きっとなれるよ。私もまだまだだけどね…｣
優しくてる子の頭を撫でると聞きたいことがあると言い、そっとAの耳元に手を当てコソコソ喋り出す。
「ねぇ、お姉ちゃんはあの赫灼の瞳のお兄ちゃんと恋仲なの？｣
「……へっ！！！？｣
赫灼の瞳って、炭治郎…？ど、え？恋仲？？そのてる子の発言に思わず声を上げたAにその場にいた全員が注目した。
「ど、どうして……？｣
ふふっ、と笑うてる子が、だって…とまた耳打ちする。
「あのお兄ちゃん、ずっーとお姉ちゃんのこと心配してたしお姉ちゃんのことを優しい目でいつも見つめてるの。だから、好きなのかな？って思って｣
こんな小さな子にもそうやって見えるんだ…。なんかてる子ちゃん凄いなぁ
「恋仲ではないけど…。私、あのお兄ちゃんの笑顔が大好きなんだ。｣
伊之助が木に突進する所を止めようとする炭治郎を見ながら内緒だからね？と言うAを、てる子はとびきりの笑顔で見つめていた。
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麗(プロフ) - 14ページ 突然洗われたではなく突然現れただと思います (2020年10月11日 8時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - 桃サイダーさん» 桃サイダーさん、、！！ありがとうございます＾＾柱の中で、主人公ちゃん噂になってるかもですね…(＾v＾) ぜひ、この先も楽しみに待っていただければなと思います！ (2020年6月8日 21時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
桃サイダー - 復活できてよかったです。そしていよいよ那田蜘蛛山編かぁ。そろそろ義勇さんとしのぶちゃんが登場するかなぁ？柱の皆さんの中でちょくちょく噂になっていて気になる子がいるみたいな感じになるのかなぁ。 (2020年6月8日 15時) (レス) id: cbf2964e00 (このIDを非表示/違反報告)
華鈴(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします○┐ﾍﾟｺ (2020年6月6日 22時) (レス) id: f0401eab42 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！ (2020年6月5日 3時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華鈴 | 作成日時：2020年4月29日 12時
