桜のように可憐な君は。（参）【鬼滅の刃】【竈門炭治郎】

_ズレてる_ ページ24

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「……なんやってんだ？お前ら。｣




6人で亡くなった人たちを埋葬している所を伊之助がなんだそれはと聞く。





「伊之助も手伝える…？｣




「そうだ。伊之助も手伝ってくれ。まだ屋敷の中に殺された人がいるんだ。｣



「生き物の死骸なんて埋めてなんの意味がある！！！やらねぇぜ手伝わねぇぜ！！！そんなことより俺と戦え！！！｣





「(うわ…ほんとにおかしいんだこいつ…。何の意味があるって…)｣





その伊之助の発言に炭治郎とAは顔を見合わせそうか、と頷き眉を下げる。




「傷が痛むから、出来ないんだな？｣




「そうよね。あの炭治郎に頭突かれたんだもの…、｣




「……は？｣




伊之助が二人の言っていることを顎が外れそうなほど大きく口を開け聞く。





「いやいいんだ！痛みを我慢出来る度合いは人それぞれだ。亡くなっている人を屋敷の外まで運んで土を掘って埋葬するのは本当に大変だし…｣




「善逸と炭治郎と、この子達で頑張るから！大丈夫よ！｣





「「伊之助は休んでいるといい！」」





ニコーッ、と優しい笑顔で言う二人に、正一達はズレてる…なんて言えず。伊之助は空いた口を塞いだかと思えばまた口を開け大声を出す準備をしている。




「……はぁ"ーーん"！！！！！？舐めるんじゃねえぞ！！？百人でも二百人でも埋めてやるよ！！！俺が誰よりも埋めてやるわっ！！！！｣



急に気合いの入った伊之助が屋敷の中へ突っ込んでゆく。




「ふふっ、良かった。｣




「(…ん？Aさん？炭治郎は完全に無自覚だけどあなた狙ったね？うん怖い。)｣




伊之助に続き炭治郎とA、善逸と3人も屋敷の中へ入っていった。








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