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(Aさんside)
打ち上げと称した飲み会は盛り上がりを見せていた。
嫌でも視界に入れたくなかった二人も話に盛り上がってるみたいで、胸の奥のあたりがチクッと痛む。
お酒を勧められデレデレに酔っぱらっているセンラを見るのは正直いい気はしない。
彼がすぐ酔っぱらうことは私も彼自身も知っているから、飲み会では控えめにしようって話していて、今までもそうしてきたのに、たった一人の女性にどろどろにとかされているのは彼女としてはかなりショッキングなことだ。
こういうとき、「私の彼氏です」なんて言えたらどんなに楽だろう。
考えれば考えるほど自分が醜い嫉妬心で歪んでいってしまうような気がして、一度冷静さを取り戻すため席を立ちお手洗いへ向かった。
鏡に映った自分の顔は今にも泣きそうな、なんとも情けない顔をしていた。
邪念を取っ払うように両ほほをぺちんっとたたく。
席に戻ろうとしたとき、女性社員がセンラをご飯に誘っているのが聞こえてしまった。
(え、ウソ、、。)
心臓がギュッとつかまれたような衝撃にその場から動けなくなってしまう。
二人の会話が聞きたいような、聞きたくないような、、。
なんともいえない負の感情がじわじわと押し寄せてくる。
嫉妬心で真っ黒に染まってしまいそうだ。
彼女の言っている「束縛が激しい」の言葉がひどく胸に突き刺さる。
本当のこと過ぎて何も言えないし、もしかしたらセンラもうんざりしていたのかもしれない。
どんどん悪いほうに思考がひっぱられる。
が、センラはどんなときもブレずに"センラ"で。
セ「え、いや、せやから彼女に嫌な思いさせんのが俺嫌ーって言ってはるんやけど。」
大好きな彼の一言に目頭が熱くなる。
最悪な事態を考えていた数秒前の私があほらしい。
(この人が私の彼氏で、すごく幸せだ)
女性社員は美しく整った顔を真っ赤に染め、醜く歪めた。
さきほどかっこいいセリフを言っていたセンラは、めんどくさい酔っ払いの絡みみたいにめちゃめちゃのろけていた。
めちゃ恥ずかしかったけど、それ以上に嬉しかった。
・
今日は金曜日。明日は土曜日で休みだ。
明日はセンラの大好物を作ろう。
疲れているだろうしマッサージもしよう。
散々甘やかした後、さっきのを録音したやつを聞かせよう。
……そのあと思いきり愛を伝えよう。
大好きなセンラへ。
飲み会-fin-
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Alice(プロフ) - 翠さん» そこは是非大学の授業優先して下さいね^^* (2020年6月8日 17時) (
レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» そんなこと言われた大学の授業放り投げてでも書かないとですね！！！^ ^ (2020年6月8日 1時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» 命です？？？いやいやそんな…(´；ω；｀) 私にとって生きる糧です( '-' ) (2020年6月7日 11時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» 転生おめでとうございます(？？？) えほんとに嬉しいですなんかAliceさん私の命です(は？？？) (2020年6月7日 10時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ぎゃあああああああああ!!!! やばいです…死にました…でも翠さんの小説見るために転生してきました← もう想像以上にやばくてリアルで叫びそうになって口を手で抑えました( '-' ) (2020年6月7日 0時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠 x他1人 | 作成日時：2020年5月30日 18時
