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.
_____ Lily said .
カーテンの隙間から眩しい陽が差し込み
俺の隣にはうっすら涙のあとが残ってるキミが寝ていた
お互いがお互いを求め合って 、
赤い瞼が物語ってる悲しさを埋めるかのように
Aを抱いた 。
「 .. おはよう .. ございます 。」
「 おはよ 、よく寝れたか 」
コクンっと頷きボーッと何かを見つめているA
何を考えているのか 、俺と一緒に一夜を迎えて
後悔が残ってるんやないのか 、分からなかった
.
「 やっちゃいましたね .. 、 私 。 」
「 え ？ 」
何やってんねやろ なんでボソッと呟くから
目線が外せなくて咄嗟に抱きしめた
「 ええやん 、寂しさ埋めたら 。」
「 でも 、そんな関係 .. 。」
「 こういう関係もありなんちゃうか 」
.
過ぎてしまった過去を悔やまれたら 、
もうAとの関係が崩れる気がして
好きっていう気持ちを隠し綺麗事で固めた 。
「 リリーさん 、わたし .. 」
「 今は何も言わんで 、 焦らんといて 。 」
「 ... 、 」
大好きなキミには彼氏であろう男性が居てるのに
手を出してしまった罪悪感と 、
俺のものにしたい欲が入り交じっていた 。
「 また寂しなったら 、いつでもおいで 」
「 ありがとうございます 、 」
.
こんな始まりは良くなかった 。
そんなの1番俺がわかっとる 、
Aをたくさん困らしてきたんも分かっとる
でも体が交わった後でも先でも好きな気持ちには変わりなかった
たくさんの女の子と遊んできたはずやのに 、
ある程度の経験はしてきたはずやのに 、
こんなにも居なくならないで欲しいって思ったのは
初めてやった
.
「 また連絡しますね 、」
「 待っとる 。 」
あの日ゆずるさんから 、本命いるか勘ぐられた時も
言うてしまえばよかった 、本当の俺の気持ちを全部
Aのことが好きなゆず兄の前で 。
.
それが出来たらどれだけよかったんやろ 。
俺はこの体だけの関係を切ることしかできんかった
情けない男やわ 。
それなのに、 たくさん振り回したのに 、
今日も俺の隣で笑顔でたくさんのお客さんを
笑かしていた
「 リリーさんも意外と顔に出やすいですよね 」ﾆｺｯ
「 ほんまに 、？ 」
「 沢山見てきたので分かりますよ 」
.
終わり
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さとう。(プロフ) - もりさん» わあぁ！ありがとうございます；； 亀更新で申し訳ないのですが読んでいて楽しい作品にしていきます!!! (2022年6月23日 16時) (
レス) @page28 id: 8e023298e6 (このIDを非表示/違反報告)
もり - めっちゃ好きです😭😚😘💕💕💖😍💖お話の展開の仕方すっごく素敵です✨✨ (2022年6月19日 18時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
さとう。(プロフ) - 16さん» 嬉しいです! ありがとうございます!!!! 更新頑張ります♪ (2022年5月9日 13時) (レス) @page7 id: 8e023298e6 (このIDを非表示/違反報告)
16 - すごく素敵なお話です😭😭 (2022年5月8日 13時) (レス) @page19 id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
さとう。(プロフ) - きなさん» 素敵なコメントありがとうございます!! 完結まで頑張ります♪ (2022年4月13日 20時) (レス) id: 8e023298e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとう。 | 作成日時：2022年2月10日 3時
