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高尾 1 ページ17



オレの通う高校、その名も秀徳高校に


今日転校生がやってくるらしい


ざわざわしだす教室


女の子? いや、そこはイケメンでしょ!


なんて声が聞こえてくる


先生の入ってきなさいの声とともに


扉が開き中に入ってきたのは


背の低い女の子だった


「水代Aって言います、よろしく!」


またざわざわと騒がしくなる教室


イントネーションは今吉さんと同じ


関西弁だった


________


親の転勤の都合で転校してきた秀徳高校


さすがに前の学校まで関東圏から通うのは骨が折れる


そんなわけで住む場所から近い高校へと


編入試験を受けて無事通り、今に至るわけやけど…


ーー友達ができひん


まあ原因なんか一つしか思いつかん


この喋り方、やろうなあ…


さすがに2週間弱たってもぼっちやったら


さすがに慣れてくる


けど、移動教室とか虚しすぎる


一人で移動するとかほんま虚しい


そう思っていると後ろから私を呼ぶ声が聞こえた


「水代〜!」


…悪い、誰かわからん


「えっと…?」

「ああ、高尾和成でっす」


よろしく〜!と、語尾に星がつくような喋り方で


自己紹介してくれた


「一緒に行こうぜー?」

「うん、ありがとう」


私が一人でおることを察して声をかけてくれたんかな?


「苗字って堅苦しいから名前で呼んでもいい?」

「ええよー」


とたんにAちゃん、うんAちゃん!と連呼する高尾


んじゃこっちも呼び捨てで呼ぼう


「和成」

「ん? なに、どったの?」


いや、呼んでみただけ、と返し時計を見ると


次の授業が始まるまで時間が無かった


「和成、時間やばい!」

「うわ!ヤッベ!!」


チャイムがなる前に、その一心で走る


なんとか間に合ったのでホッと息をつき席についた

________


移動教室の日から、私は和成と行動するようになった


そして、緑間真太郎とも友達(?)になった


そんなある日、画材屋さんに寄り道し


けっこう長い時間見てしまい


日も暮れてきたしそろそろ


帰ろうとした矢先、


「あれ、キミどっかで会ったことあるよね?」


と、声が聞こえてーー


________


部活の帰りにフラッと立ち寄った文房具屋さん


で頼まれていたものを買い外に出ると


見慣れた女子制服の子が目に入った


(ナンパされてる…?)


よく目を凝らして見てみると


(Aちゃんじゃん!)


高尾は迷わず助けに向かう


「A」

「!? か、和成…」


..........2→←..........2


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ネイルケア

ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:黒子のバスケ , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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しーか(プロフ) - ミユさん» おおお、ありがとうございます…!!閲覧、コメありがとう…!!!よし、書きます← ほんとにありがとうございました!!続編、お楽しみに!笑 (2014年6月23日 16時) (レス) id: d8976303d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´ω`*)シリーズ読みたいです。森山先輩とか伊月先輩とか(//∇//)楽しみにしてます。 (2014年6月23日 1時) (レス) id: 1a71bcfade (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しーか | 作成日時:2014年5月11日 22時

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