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9 船? ページ11

「あ"ぁ!?………おまっ、これどうしたんだよ」

私の取り出したものを見て男の様子が一変する。

「いや、さっきすれ違ったおじさんが持ってましたよ?

この財布、あなたのでしたよね?」


どうやら、すられていたことに気づいていなかったらしい。

慌てて自分のポケットなどを確認している。

そして、ないことがわかると、Aから財布を受け取り中身を確認する。
そして、大きくため息をついた。


「わぁったよ、さっきもそいつがいったと思うが海神丸って書いてある船だ。そいつに乗りゃあ、ドーレまでは直ぐだ」

「有難うございます、おじさん!」

「……それと、俺はおじさんじゃねぇ。レオリオさんだっ!!」


反射でいってしまったのか、男、レオリオは慌てて口を塞ぐ。


その様子にAと少年は顔を見合わせると同時に吹き出し


「ありがとう、レオリオさん!」

「有難うございます、レオリオさん!」

といった。

◆◆◆

レオリオと別れると二人は本格的に船を探し始めた。しかし、それには重要な問題があった。


「あのおじさん、船の名前言ったのはいいけど」

──一体どれが海神丸だ……?



「あ!もしかしてあれかな?」

「え?どれ?」」


そう言って、少年が指を指す方を見ると確かに船がある。

けど……、

「……」

……明らかに違うよね、あれ。つか普通に一般の人が入っていってるし。


というか、あれ?もしかして腕相撲の時にいた人じゃ?


そう思い、目を凝らしてみると思った通り司会をしていた人だ。


なんで、あんなところに?


聞いてみるか、そう思い隣をみるといつの間にか少年の姿が見えない。って、


「え!?どこ!?って、いた!!なんで船の中に!?」


Aは急いで少年のあとを追いかけ船に駆け寄る。


「あの」

「おう、お客さん!さっきの少年の連れかい?だったら、お代は見てのおかえりだよ!」

「えっ、ちょっと」


Aが少年のことを聞こうとするが、司会をしていた男はそのままAを船の入り口に押し込んだ。


入るつもりなかったのに……。まあいいや。

出口に戻るより少年を探したほうが、早いか。

そこで、ぐるりと周りを見渡した。


「移動動物園みたいな感じかな?」


Aは一つ一つ檻の中を覗いていく。


すると、他のより一段と大きい檻の前でAは立ち止まった。

そして、中にいるもの、いや、"人"に思わず問いかける。


「……ねぇ、少年。

君、いつからキツネグマになったの?」

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柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» しかし、読みにくいと思ったところはドンドンいってください!微力ながら頑張って直したいとおもいます!長々と失礼しました!! (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» コメント有難うございます!アドバイスとかもらったの初めてなのでとても嬉しいです(*^^*) けど、この作品は始めに書いた通り小説書きで書いていきたいと思っていたので台本書きにしない方向で進めさせていただきます。申し訳ありません。m(__)m (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - コメント失礼します!!アドバイスなんですけど 「」の前に喋っている人の名前を入れたほうが分かりやすいと思います!![例え] ゴン「……!!」みたいな感じでお願いします!!更新ファイトです!!!! (2019年3月17日 13時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊花 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年3月14日 22時

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