彼の反応日記5 【ヒプマイ】

無花果様の隣に言の葉党のスーツを纏った夢主さんが彼を睨みマイクを握っていたら 2 ページ44

中王区にマイクで洗脳されています

飴村乱数
「A！」
攻撃されるかもしれない事はお構い無しで、夢主さんを抱き締めて優しく名前を呼びます
「Aを迎えに来たよ…？僕と一緒に帰ろ？」
と言うとそのままキスをしました
すると、驚いた夢主さんは正気に戻ります
「良かった…おいクソ女共、俺のAにこんな事してタダで済むと思ってんじゃねぇぞ？」

夢野幻太郎
「あれほど危ない人に着いて行ってはいけませんと、普段から言ってましたでしょう？」
走って夢主さんを必死に探していた彼
ふざけながらも息が上がっています
光の無い目で自分を睨みつける夢主さんに
「また私にいつもの可愛い笑顔を見せて下さい…っ」
と悲しげな表情でそう言いました
「Aは必ず連れて帰りますから」

有栖川帝統
「ははっ、この前の喧嘩した時みてぇだな。俺がAの服汚しちまってよ、Aも今みてぇに怖い顔で見てくるし、あん時は焦ったぜ」
優しい表情で、自分を思い出して欲しい一心で語りかけます
「それでもAは許してくれたよな。マジでどんだけ優しいんだよって…なぁ、またAの笑った顔見てぇよ」
彼に泣きそうな目を向けられ、夢主さんも段々と正気に戻って行きました

神宮寺寂雷
「大丈夫、一緒に帰れるよ」
夢主さんに優しく言う彼
それは自分自身に言い聞かせているようでもありました
「Aの手は絶対汚させないよ」
と危険を顧みず、夢主さんをそのまま強く抱き締めます
「A、またいつもみたいに笑ってくれないかい？」
すると引き寄せられ、キスされました
人前で一度もした事がなかった彼
それに驚いた夢主さんは正気に戻ります

伊弉冉一二三
「僕のAに何をしたのかな？」
GIGOLOモードの彼も怒りで震えています
幾ら名前を呼んでも正気に戻らない夢主さんを見て、彼は決心します
女性の前にも関わず、ジャケットを脱ぎ捨てて、夢主さんに抱き着きました
「Aちゃん…俺っちだよ、分かる？」
女性の中で、唯一自分にだけ聞かせてくれる素の彼の声に、夢主さんも正気に戻ります

観音坂独歩
「ごめんなA、巻き込んじまって…」
迷うことなく、夢主さんに歩み寄り、優しく抱き締めます
「戻って来てくれよA、俺にはAが必要なんだよ…っ！」
耳元で聞こえる彼の泣き出しそうな声に、夢主さんも正気に戻って行きます
最後に
「アンタらの事は絶対許さないからな」
と夢主さんを抱き締めたまま、無花果様達を睨みつけました

無花果様の隣に言の葉党のスーツを纏った夢主さんが彼を睨みマイクを握っていたら 3→←無花果様の隣に言の葉党のスーツを纏った夢主さんが彼を睨みマイクを握っていたら ☆リクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す