彼の反応日記5 【ヒプマイ】

彼が夢主さんと夢主さんの双子の弟を勘違いしたら 2 ページ14

飴村乱数
「A〜！お待たせっ！♡」
いつもの調子で、弟に勢いよく抱き着く彼
『わっ！？』
すると突然の事に弟がびっくりして、よろめいて彼と一緒に倒れ込みました
「ごめんね大丈夫！？」
『いてて…っはい、何とか』
そこで帰宅した夢主さんが、彼を押し倒している弟を見て、呆然と立ち尽くします
『姉ちゃん！？これは違っ…！』
「え、A？何なに、どういう事！？」

夢野幻太郎
「お待たせしましたA、こちらつまらない物を持ってきました…嘘です、Aの大好物ですよ♡」
とお菓子の箱を弟に手渡します
しかし
『ご丁寧にありがとうございます』
とかしこまった返事をされて、少し凹みます
「いつもみたいに笑ってくれないんですか？」
そう寂しげに彼が弟の頬を撫でている所で、夢主さんが帰宅します
「かっ…影武者ですか！？」

有栖川帝統
「よっ！待たせたなA〜！♪ 」
満面の笑みで、弟に ぎゅーっと抱き着く彼
『ちょっ、僕は違います…！』
「ははっ、何だよ照れてんのかー？じゃあ早速家の中入るか♪」
『わわわっ！』
弟が家の中に連れ込まれるギリギリの所で、夢主さんが帰宅します
『姉ちゃん！』
「……は！？ 何でAがもう1人居るんだよ？」

神宮寺寂雷
「こんにちは。ふふ、そんなに見上げてどうしたんだい？」
弟は先生の身長の高さにびっくりして、見上げたまま固まっています
そんな弟の頭を、彼は優しく笑って撫で始めました
｟優しそうな人だな…｠
弟が頭を撫でられ、つい嬉しそうにしている所に、夢主さんが帰宅しました
『……あっ、ね、姉ちゃん！？』
「！？…A？ど、どうなってるんだい？」

伊弉冉一二三
「やっほー！俺っち参上ー！♪」
扉を開けた瞬間、勢い良く彼に抱き着かれ、弟も困惑しています
「何か今日いつもと雰囲気違うね？でも今日も可愛いよ♪」
と彼から頬にキスされてしまい、弟はとうとう固まって動かなくなりました
そしてキスした瞬間を見てしまった夢主さんも、固まって動けなくなります
「え゛っ！？な、 何でAちゃんがそこに…？」

観音坂独歩
「ごめんな、早く着きすぎた」
『全然大丈夫ですよ！ 中へどうぞ』
(何で敬語！？)
急に敬語で話され困惑します
(まさか、早く来すぎて怒ってる！？)
と思った彼は
「空気が読めずにっ……すみませぇぇえん！」
謝り始めます
夢主さんが帰宅すると、必死に謝る彼と、必死になだめる弟の姿があり、何事かとパニックになります

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