彼の反応日記 3【ヒプマイ】

彼が夢主さんを失う夢を見たら 2 ページ5

飴村乱数
「…ちっ、何だよ今の」
夢の中で夢主さんの手を掴もうとしたのか、目が覚めたら自分の手が前に出ていました
怖かったのか、体中 冷たい汗が流れています
ふと隣を見ると、スヤスヤ寝ている夢主さんの寝顔を見てホッとします
「…ねぇ、凄く怖かったよA」
寝ている夢主さんの髪を撫でながら ボソッと呟き、そのまま抱き着きます

夢野幻太郎
「はぁ…滅多に見ないような悪夢でしたね」
目尻には涙が溜まっていて、怖かったのか息切れしています
そこで隣で寝ていた夢主さんが
『どうしたの？大丈夫？』と声を掛けると、そのまま彼に抱き締められました
「起こしてしまってすみません、少し嫌な夢を見てしまいましてね……っ、夢で本当によかった」
回されている彼の手に力が入りました

有栖川帝統
「！？……なんだよ今の」
夢主さんが居なくなってしまったのを、はっきりと頭で覚えているので、夢かどうか分からず頭を抱えます
｢A！？ A！」
とその場で名前を呼ぶと
『なにー？』と夢主さんが部屋まで来てくれました
｢ほっ、本物か！？｣『当たり前でしょ』
｢よっ、良かったぜぇぇ〜〜っ！！｣
最後は半泣きで抱き着きます

神宮寺寂雷
「！？ …はぁ、久しぶりに嫌な夢を見たね」
冷静な彼が冷や汗をダラダラ流して、両手で顔を覆って落ち着こうと必死になっています
起きた瞬間に夢だと分かりますが、まだまだ不安で
｢A…？ 居るかい？」と声を掛けます
すると、すぐに夢主さんが駆け付けてくれたので
｢良かった…こっち来てくれるかい？」
と手招きされ、安心したように抱き締められました

伊弉冉一二三
｢Aちゃん！何処にも行かないで！……っ、あれ？」
起きても悲しい気持ちがたくさん溢れてきてしまい、涙が流れてしまいます。そんな彼の泣き声を聞いて、
『どうしたの！？』と駆け付けて来た夢主さんを見るなり、そのまま強く抱き締めます
「〜っ、Aー！俺っち世界で1番嫌な夢見ちゃったよ〜…！」
しばらくは子供のように泣いていました

観音坂独歩
「うあっ！？…えっ、ゆ、夢か？夢だよな？」
ただでさえ疲れている彼を、更に疲れさせた悪夢に、全然寝た気がしていません
「はぁ、最悪な夢だな…」
頭を抱えている彼の元に、彼を起こしに来た夢主さんが
『おはよ！』と顔を覗かせました。 すると
「A！ ほ、本物だよな！？」
と抱き着き
「お願いだ、何処にも行かないでくれ…！」
最後にはそう弱々しく耳元で言われます

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