彼の反応日記 3【ヒプマイ】

彼とあと1cmでキス！という時に彼のスマホが鳴ったら 2 ページ2

飴村乱数
「んー？出るわけないじゃん」
『出ないの？』と聞くと、スマホに目線すら向けずに、向かい合わせで膝の上に座って、ずっと目を見つめて来る彼
「だってAが目の前に居るんだよ？他のものになんて興味無いよ 」
そう言うと、夢主さんの両頬に手を添えて、キスして来ました
「っ…だからAもこのまま僕だけ見ててね？」

夢野幻太郎
「…全く、なんてタイミングの悪い」
(編集長だな…)
ムスッとした顔でスマホを見てみると、案の定、画面には編集長の文字が
『出ていいよ？』と夢主さんが言った途端、チュッと軽く頬にキスをされました
「…これで少しだけ待っててもらえますか？」
そう言うと、真っ赤な夢主さんを見てニヤニヤしながら、スマホを持って部屋の外に出て行きました

有栖川帝統
｢…あーー、誰だよ！」
心底残念そうな顔でスマホを見ると、乱数 という表記があり、げっ！ という顔をします
チームメイトからの電話は大体が金銭関係の事です
「みっ、見なかった事にする…！」
とそのままキスしてこようとするので『出なさい』と夢主さんが叱ります
｢…ちぇっ、後で覚えとけよな｣
その後は渋々電話に出ます

神宮寺寂雷
｢っ！ …ふふ、びっくりしたね」
お互い驚いた表情で目が合った後、笑い合います
どうやら病院からの電話のようで
『緊急だったら大変ですし、出た方が…』言うと
｢そうだね、それじゃあ…｣
突然引き寄せされ、おでこに軽くキスされます
｢ごめんね、少し待っていてくれるかな？」
と夢主さんの頭を撫でて、スマホ片手に部屋を出て行きました。急なキスに顔が熱くなります

伊弉冉一二三
「！…マジびっくりしたぁ〜、もーー誰だよー」
頬を膨らませながらスマホを見ると、独歩くんからの着信でした
｢ごめーん、独歩ちんからだわ。ちょっち出て良い？すぐ終わらせる！」
とまだまだ幼馴染に甘い彼
そこで電話している途中に、悪戯で夢主さんから 彼の頬にキスすると
「！？…へ？」
と真っ赤になって照れる彼が見れました
『？ どうした一二三』
そして今の状況を知る由もない独歩くんです

観音坂独歩
「……」
(嫌な予感がする…きっとハゲ課長からだな)
と瞬時に察する彼
『出ないの？』と夢主さんが聞くと
「……今は絶対に出ない！」
そう決意し、夢主さんの頭に手を回して、そのままキスして来ました
「Aと居る時くらい、仕事のこと忘れたいから…」
そこから何度も何度も彼にキスされます
もう着信音は2人の耳に聞こえていません

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