彼の反応日記26【ヒプマイ】

彼が中王区に捕まり拉致されたが、中王区勤務の夢主(彼とは初対面)が秘密の裏口から逃がしてくれたら 3 ページ7

波羅夷空却
｢おぉっ、サンキュー！地獄で仏とはまさにこの事だな｣
何とも軽いノリで裏口へ向かう彼。そこで
『罠だったらどうするの？』と尋ねると
｢あのなぁ、拙僧は相手の目を見りゃ、嘘をついてるかくらいすぐ分かんだよ。アンタは嘘なんかついてねぇ｣
ニカッと笑いながらそう返されます
｢そんじゃ、ありがたく逃げさせて貰うぜ。またどっかで会えたらいいな！｣

四十物十四
｢ふぇぇーーん！誰かぁあ｣
捕まってから永遠と泣き続ける彼を見兼ねて、裏口の方まで案内してあげると
｢えっ！？じ、自分の事、逃がしてくれるんすか？ありがとうございます！この御恩は一生忘れないっす！｣
頭をぺこりと下げて逃げて行きました。しかし、暫くして
｢うぅ、道が分からなくなったっす〜…！｣
泣きべそをかいて戻ってきます

天国獄
｢こりゃ思ってもみなかった展開だな｣
裏口へ案内しても、冷静な反応の彼
｢まぁ、正直どうにかして逃げようとはしてたからな。アンタ相手に手荒な真似はしたくねぇと思ってた所だったから 助かった｣
ありがとな と微笑みながら言われます
｢あぁ、別にアンタが弱そうに見えたって訳じゃねぇよ。ただ良い奴そうだったからって事だ｣

白膠木簓
｢嘘やん！逃げてえぇの？｣
びっくりしすぎて、目を大きく開けてしまっている彼
｢いやー、捕まった時はもう終わった思たけど、こんな優しいお姉ちゃんに会えて ラッキーやわ！｣
とルンルンで裏口まで向かいます
｢ホンマにありがとうな〜！助かったから、お礼にレタス買った(助かった)ろか？｣
早く逃げて下さい

躑躅森盧笙
｢えっ、こっから外に？ありがとう…！助かるわ｣
一瞬ポカンとしていましたが、すぐ頭を下げてお礼を言う彼
｢でも…君はその後大丈夫なんか？それが心配やわ｣
と眉を下げながら言われ、逆に優しすぎる彼が心配になります
そこで『私は大丈夫です』と返すと
｢ホンマに？…分かった。でも何かあったら次は俺が君を助けたるからな！｣
そう言い残して走り去って行きました

天谷奴零
｢いや〜、優しい嬢ちゃんで助かったぜ｣
と陽気に笑う彼
しかし、背後にある扉の向こうから、他の職員達の足音が迫って来ます
｢来んの早ぇな…よし、こっからはおいちゃんに任せろ。全部俺のせいにしてくれて構わねぇからな？｣
すると、夢主さんを抱えて裏口から飛び出しました
｢適当な所で下ろしてやんよ。これで嬢ちゃんが俺を逃がしたって疑われなくなんだろ｣

リクエストありがとうございました🩷

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