彼の反応日記26【ヒプマイ】

彼が中王区に捕まり拉致されたが、中王区勤務の夢主(彼とは初対面)が秘密の裏口から逃がしてくれたら ☆リクエスト ページ5

山田一郎
｢なぁっ、俺の事より…弟達は無事なのか？｣
拘束を解くと、不安そうな顔で焦りながら両肩を掴んで来る彼
『弟2人も外で待ってる』と伝えると
｢！そうか…っ、良かった｣
安心してそのまま脱力してしまいます。そして去り際に
｢…アンタはここに残るのか？｣
心配げに顔を覗き込んで来たのが印象的でした

山田二郎
｢はっ？えっ？俺の事逃がしてくれんのか？｣
キョトンとした顔で見上げてくる彼
｢そんな事したら、アンタが危ねぇんじゃねーのか？｣
と心配してくれる彼の背中を『私は大丈夫だから』と出口に向かって押してあげると
｢！…あ、ありがとな！アンタの事忘れねぇから！｣
一度笑顔で振り向き、手を振りながら去って行きました
(…良い奴だったな)

山田三郎
｢そんな事してアンタに何のメリットがあるんだ？所詮アンタも上には逆らえないだろ｣
頭の良い彼からは、なかなか信用してもらえませんでしたが
『子供を拘束する趣味はないから』と言うと
｢なっ…！僕は子供じゃない！｣
余計に拗ねてしまいました。その後は裏口の外から兄達の声が聞こえ、ようやく信じてくれました
｢その、疑って悪かったな……あ、ありがと｣

碧棺左馬刻
｢あ？中王区の言う事なんざ信じられっかよ｣
最初は信じてくれず、冷たく言い放たれます。そこで彼を説得していると、複数人の足音が近付いて来るのが聞こえてきました
｢チッ…追って来やがったか。おい、ひとまず隠れんぞ｣
と急に引き寄せられ、口も手で塞がれ 体が密着した状態で裏に隠れる事に
｢…通り過ぎるまで動くんじゃねーぞ｣

入間銃兎
｢おや、良いのですか？私を逃がすという事は、彼女達を裏切るという事になるのですよ？｣
口角を上げて、挑発するように聞いてくる彼
『貴方に逃げて貰った方が私は好都合なので』と返すと
｢へぇ…貴方も相当悪い人ですね｣
自分と同じ空気を感じたのか、ふふ と微笑みます
そして後日、彼を逃走させたとして、夢主さんに反発していた職員が追放されたと報告がありました

毒島メイソン理鶯
｢そんな所に抜け道があったとは…最悪、壁を突き破ろうと考えていたので助かった｣
とんでもない事を言う彼に固まってしまう夢主さん
｢最後に名前を教えて貰えるか？…Aと言うのか。貴殿の事は忘れない、感謝する｣
とその後は そのまま颯爽と去って行った彼でしたが、後日夢主さん宛に、彼から得体の知れない動物の肉が届き、善意なのか敵意なのか一気に分からなくなりました

彼が中王区に捕まり拉致されたが、中王区勤務の夢主(彼とは初対面)が秘密の裏口から逃がしてくれたら 2→←現在の彼と、違法マイクで現れた幼少期の彼で夢主さんの取り合いが発生したら 3

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