彼の反応日記26【ヒプマイ】

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飴村乱数
お風呂上がり、いつもはスキンケアをしない兄が、化粧水のボトル等をズラリと並べているのを見て
『塗る順番分かる？』と夢主さんが近付くと
｢！…んー、分かんないや〜。塗って？｣
考え付いた顔をしてから、ニコニコ笑顔でボトルを渡して来ました
(ふふっ、これも今しかできない事だよね〜♪)
兄ライフを満喫しまくりです

夢野幻太郎
｢急に手を怪我しちゃって…食べさせて貰えるかな？｣
初めは夢主さんの反応を見たくて、彼がついた嘘でした
しかし、意外にもそんな事は日常だった世話焼きの夢主さんが、何食わぬ顔で『はい』と兄の口の前までご飯を運ぶと
｢へっ？あっ、ど、どうも…｣
静かに照れながら、大人しくそれを受け入れます
(…これは今度、私にもやって貰わなければ)

有栖川帝統
お風呂上がりに、髪の毛がまだ濡れている状態でリビングへ来た兄を見て
『もー、風邪引いちゃうでしょ！』
と夢主さんが、向かい合わせで、兄の髪を拭き始めると
｢！？おっ、おぉ。マ、マジかよ…｣
不意打ちに思わず キュンとしてしまいます
その後、髪も乾かしてあげると、そのまま背後の夢主さんにもたれるように爆睡しちゃいました

神宮寺寂雷
普段は食に無頓着な兄の為に、料理当番の日は、しっかり栄養バランスを考えた 食事を出している夢主さん
『最近貧血かもって言ってたからこれは鉄分』『こっちはビタミンたっぷりだから』
そう丁寧に料理の説明をしてくれる姿に、彼も兄の姿でニッコリです
｢ありがとう。Aは良いお嫁さんになれるね｣
と心の底から伝えます

伊弉冉一二三
彼も自分の事や家事は、いつもの癖でテキパキしてしまうので、いつもより動きまくる兄に、夢主さんが固まります
立ち入る隙がなく、寂しそうに兄を見つめていると
｢ん？…もしかして これやってくれようとしてた？ごめんごめん、じゃあこっからはAにやってもらおっかな！｣
瞬時に気持ちを理解してくれて、受け入れ体勢になってくれます
(いいなー、Aの兄ちゃん。こんな可愛い妹が何でもしてくれるとか、マジで幸せもんじゃん)

観音坂独歩
(何だここは…天国か？)
ただ座っているだけで、ブランケットは膝にかけてくれるし、ゴミは捨ててくれるし、お菓子や飲み物は持ってきてくれるし、何より最愛の夢主さんがすぐ隣に居るので、感動している彼
(Aが同じ家に居るのって良いな…よし、頑張ろう)
この空間が幸せすぎて、将来絶対に結婚しようと密かに心に誓った彼です

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