彼の反応日記26【ヒプマイ】

男主がΩだったら 1 ⚠️オメガバースとBL展開です。苦手な方はご注意下さい ページ24

彼が近くに居る時に、急にヒートが来てしまい…

山田一郎
｢おい、大丈夫か？…っ！｣
息を荒立てながら 倒れ込んできた夢主さんを、受け止めてくれた彼
しかし、ふわっと香ってくる甘い匂いに気付きます
(もしかしてA…やべぇ、離れてやらねぇといけねぇのに…！)
必死に葛藤しながら、しばらく自分の胸にもたれる夢主さんを離せません

山田二郎
お互い第2の性別を偽って過ごしていて
｢βだとお互い気楽で良いよな！｣なんて言い合っていたので驚きます
｢お前、Ωだったのか…？｣
(やべぇ、まずはどうにかしねぇと！)
と自分の理性を抑えながら、夢主さんを1人、無人のサッカー部の部室へ閉じ込め、薬を教室へ取りに行ってくれます
(…って事は、アイツとずっと一緒に居れるかもしれねぇよな)

山田三郎
｢…っ、ご、ごめん、我慢できなくて｣
理性を抑え切れず、夢主さんの両肩を掴んで、そのまま壁に押し付けてキスをしてしまった彼
(最悪…Aにこんな所見せたくなかった、どうせするなら、もっと良い雰囲気の時にしたかったのに！)
と恥ずかしさと悲しさで、頭の中は爆発寸前です
しかしこちらは、いつもと違い余裕が無くなっている彼を見て、更に鼓動が早くなってしまいました

碧棺左馬刻
｢これで襲うなは無理あんだろ…っ｣
傍にあったソファに押し倒され、鼻先が触れそうな距離で呟く彼
いつもより上気し、汗が流れ、色気が増した彼の綺麗な顔に見つめられ、動けなくなっていると
｢いっそこのまま、俺様の番にしてやろうか？そしたらお前をずっと俺だけのもんにできるしな｣
余裕のない笑みでそう言いながら、首筋に唇を這わせてきます

入間銃兎
｢とにかくこちらへ｣
周りのβ達に襲われないように、一緒に物陰に隠れてくれた彼。しかし本当は
(これは好都合だな…)
ずっと自分のものにしたいと思っていた夢主さんが Ωだと分かり、理性を抑えながら悪い笑みを浮かべます
こちらも彼の首筋を流れる汗にドキッとしていると
｢大丈夫です、秘密にしますから。その代わり…｣
言い切る前に噛み付くようなキスをされました

毒島メイソン理鶯
｢！…薬は持っているか？｣
一瞬ぐらつきましたが、冷静に対応してくれる彼
その後薬を飲ませてくれて、次第に落ち着いてきます
『黙っててごめん』と謝ると
｢言い出せないのは無理もない事だ。それより小官の前で良かった｣
そう優しく頭を撫でてくれます
しかし、理性を抑える為に握っていた彼の手の平には、血が滲んでいました

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