彼の反応日記25【ヒプマイ】

昔誘拐され離れ離れになった夢主さん(姉or妹)が記憶を無くし、中王区側についていたら 2 ページ19

飴村乱数
｢あははっ、本当に昔からそういう所変わんないね！…っあ、ごめん何でもないよ｣
兄だと告げず、自然に夢主さんに近付いて仲良くなった彼
しかし、会話の途中で兄らしい言葉が出てしまい、その度に慌てて誤魔化します
(Aがこうなったのは、絶対アイツらからの当てつけだ…Aだけでもここから逃がしてやらねぇと)
可愛い笑顔の裏では、自責の念に駆られていました

夢野幻太郎
｢はぁ…だからあの人達の事嫌いなんですよ｣
中王区への憎しみが倍増している彼
『どうして私を知ってるの？』と尋ねると
｢…今の状態で言っても虚しくなるだけなので、戦いが全て終わってから話します｣
悲しそうに微笑みながら、そう返されました
(またAと暮らせるように、必ず中王区は潰さないといけませんねぇ)

有栖川帝統
｢俺だけ逃げちまって、ごめんなA…｣
お前はずっとここに縛り付けられてたんだな と最愛の妹が中王区の軍服を着ているのを見て、涙を浮かべている彼
｢今はなんの事か分かんねぇと思うけどよ、絶対ぇにこっから出してやるからな！そんで、またお前と暮らしてぇ！｣
そう意気込むと、何も覚えていない様子の夢主さんの肩を叩き、そのまま走り去って行きました

神宮寺寂雷
｢！…すまないね、少し道を聞きたいのだけれど良いかな？｣
すぐに自分が兄だとは伝えず、まずは夢主さんに声を掛けて接近する彼
(この優しい目と話し方…小さな時から変わってないね)
少し切なそうに夢主さんを見つめます
｢どうもありがとう。親切で助かったよ｣
とその時はお礼を行って去りますが、次回からは夢主さんを見かける度に話し掛けて来るようになりました

伊弉冉一二三
(どうしてAが中王区に…？何も覚えてないなんて、折角会えたのに)
ジャケットを脱いでも、夢主さんに恐怖心が湧かなかった彼
幼い頃の面影も含めて、妹だと確信します
(…っ、もうアイツらに怖がって居られない。アイツらとの戦いに勝って、またAにお兄ちゃんって呼んで貰うんだ)
自分を鼓舞して、トラウマとも戦う決心をします

観音坂独歩
｢！？…っあ、あの！すみません、申し訳ないのですが、お名前を教えて頂いてもよろしいでしょうか？｣
怪しい者ではないです！と慌てながら言ってくるので、逆に怪しく見えます
そこで恐る恐る名前を伝えると
(！やっぱりAだ。でも、俺の事覚えてないなんて…何かされてるのか？)
最愛の妹との再開に喜びながらも、少し悲しい気持ちも生まれます

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