彼の反応日記 【ヒプマイ】

告白されてみた 2 ページ2

飴村乱数
「あのさ、もうこんな友達みたいな感じやめなーい？」
そう言いわれ、嫌われた？と夢主さんがショックを受けていると、両手で顔を包まれ、鼻先が触れそうな距離まで顔をぐいっと近付けられました
「今日からは、俺の彼女になってよ」
いつもと違う低い声でそう言われ、夢主さんの顔が熱くなります。その熱を手の平で感じながら
(このままキスしちゃおうかな…？♪)
なんて考えている乱数くんでした

夢野幻太郎
「Aさんの事がこの世で1番好きと言ったらどうしますか？」
彼にそう言われ、いつもの嘘かと思って黙っていると、一向に彼からいつもの決まり文句が聞こえてきません
不思議に思って彼の方を見ると、とても真剣な表情で夢主さんを見つめていました
「……どうしますか？」
夢主さんの事を優しく引き寄せ、再度聞いてくる彼の顔は少し赤くなっていました

有栖川帝統
「最近変なんだよ。ギャンブルしてても、ラップしてても、何をするにもお前の事が頭から離れねぇんだ」
そう言うと、夢主さんの後頭部に手を回し、顔を優しく自分の胸に押し付けました
「ほら、今もよ…心臓の音やばくねぇか？」
彼の早くなった鼓動を聞き、夢主さんのドキドキも強まります
「俺、すげぇ好きみてぇなんだわ…Aのこと」

神宮寺寂雷
「君と居ると、とても落ち着くよ」
そう隣で微笑む先生はとても綺麗で、つい見とれていると、ふわっと頭を撫でられました
「君と2人で居ると、いつも幸せな気持ちになれる。ずっと守って行くと約束する。だから、私と付き合ってくれないか…？」
そう言われ、頭を撫でていた手に力が入り、そのまま抱き寄せられました

伊弉冉一二三
「今から言う事、笑わないで聞いてくれるかな？」
そう言うと、着ていたスーツを脱いで向き合い、夢主さんの両手を優しく握りました
「初めて会った時からAちゃんが好きでした！これからもずっとAちゃんだけを好きで居続けるから、俺っちと付き合って下さい…！」
唯一、女性恐怖症を克服できた相手の夢主さん
その優しさや笑顔に触れ、運命を感じていた一二三くんです

観音坂独歩
「その、Aは俺なんて嫌って言うかもしれないけど…聞いてくれるか？」
赤い顔で、気まずそうに自分の頭を撫でます
「俺…Aの事が好きだ。もし、もしも俺の事が嫌でも、Aに好きになってもらえるまで頑張るから！…Aの彼氏になっても良いか？」
最後まで言い切ると、夢主さんの両手に優しく手を置いて来ました

告白されてみた 3→←告白されてみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す