#149 R ページ32
D.Aサイド
小杉「有岡さーん!!!」
仕事終わりのAを迎えに来たその帰り、後ろから呼ばれた。
大貴「小杉さん、いつもAがお世話になってます」
A「やっほ!」
小杉「今日の撮影よかったよ!帰り、いなくてごめんね?」
Aと小杉さんはちゃんと信頼関係を築けているよう。
大貴「で、どうしたんですか?」
そうそう、と取り出したのは1枚のDVD。
そこには『振り付けDVD』の文字
A「なぁに、これ」
小杉「嵐さんとNEWSさんからです。」
大貴「どういうこと?」
小杉「Aちゃんの次の大舞台は…もうすぐ行われる『MUSICSTATION SUPERLIVE 2018』です!」
大貴「……は?」
Aは歌なんて持ってない…よね?
小杉「Aちゃん、歌持ってますよ?」
大貴「は?!」
ばっと足下にいるAを見ると笑顔で大きく頷いた
A「A、つくった!」
小杉「作詞家さんと協力してですけどね笑」
まだ公表はしてませんけどたしか1ヶ月くらい前に…なんて声は聞こえず何度も襲い掛かってくる驚きの真実にただただ口を開けていることしか出来なかった
小杉「嵐さんとNEWSさんがその曲をたまたま聞いてしまったらしいんです。」
大貴「その日までもう1ヶ月もないよ?」
ほかの仕事も入っているA。
それに初めてのダンス。初心者用に振りつけてくれているだろうけどまだ3歳。
そう簡単には覚えられないだろう。
A「ぱぱ
A、やる!」
大貴「A」
A「パパ達と同じところにたちたい!」
子供の可能性を親が潰してどうする
大貴「そっか。
頑張れ、A。応援してる!」
A「うん!」
これがAの歌手人生の第1歩。
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