#044 R ページ44
K.N(嵐)サイド
ｶﾞﾁｬﾝｯ)
勢いよく開いた扉から入ってきたのは
A「かじゅ!!!」
翔「Aちゃん?!」
A「かじゅ〜」
華麗に翔さんをスルーし俺の元へ走ってきた
潤「あれ、それ何？」
A「しぇくぞ！もらった！」
智「Sexy Zoneから貰ったの？」
キャメル色のダッフルコートをもってニコニコしているAちゃん
和也「これから寒くなるからね」
子供はあんまり好きじゃないけどAちゃんは何故か別。
頭を撫でると嬉しそうに目を瞑って笑う。
最近思うJUMPになりたいと。切実に。
雅紀「そうだ。Aちゃん、パン食べる？」
A「ぱん？」
雅紀「そう、差し入れでクリームパンもらったんだけど。」
小さなクリームパンのはずなのにAちゃんがもつと大きく見える。
和也「Aちゃん、なんて言うの？」
A「ありゃと〜♡」
雅紀「どういたしまして〜♡」
1口クリームパンを食べたAちゃんはパァっと笑顔になった。
A「おいし！おいしーよ！」
だいぶ言葉が話せるようになってきた。
A「おーたん」
智「ん？」
A「それ、だーほん？」
智「う、うん…台本って言葉知ってるんだね笑笑」
この年齢から業界に間接的とはいえ触れていて、しかも興味を持っている時点でうちの社長は何か考えていそうだ。
A「んねぇ、のんちゃは？」
智「のんちゃ？」
A「りゅーせ、じゅー、しげ…」
和也「あー、WEST？それなら隣の楽屋に…」
A「ばっばーい！」
嵐「え?!」
パタパタと楽屋を出ていったAちゃん。
翔「なんか俺ら、Aちゃんに振り回されてね？笑笑」
振り回されっぱなしだけど、一気に和やかな雰囲気になった楽屋でした。
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