#023 ページ23
D.Aサイド
仕事もひと段落してきていつも通りの生活が遅れ始めている時。
大貴「あれ、Aは?」
光「まだ寝てるみたいだな…」
圭人「珍しいね、早起きのAが。」
朝の10時。いつもならとっくに起きてるはずのAが起きてこない。
不思議に思っていると二階から聞こえた大きな声。
A「うわぁぁぁあん!!!」
大きな泣き声が家中に響き渡った。
大貴「A?!」
3人でAの部屋に入ると顔を真っ赤にして泣きわめくAがベッドに。
光「どうした、どうした!!!………あっつ!!!」
圭人「…ほんとだ、熱い!!!A、熱あるみたい!!!」
病気知らずだったAだったから俺らもあたふた。
とりあえず体温計で熱をはかる。
大貴「38.2…高いね」
冷えピタを貼ってとんとんと背中を叩くと苦しそうにしながらも眠りについたA。
光「病院行こう。」
保険証やらを持って病院へはしる。
俺の腕の中にはぐったりしたA。
圭人には家に残ってもらった。もう少ししたらみんなが帰ってくるから事情を説明してもらわなきゃだし。
Aが帰った時、万全な準備をしとかなきゃだしね。
A「だー、ちゃ…」
弱々しく伸ばしてきた小さな手をキュッと握った。
大貴「大丈夫、大丈夫。」
これはAを落ち着かせるためだけの言葉じゃなくて自分に言い聞かせる言葉でもあった。
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