#168 R ページ5
R.Yサイド
ノックも忘れて楽屋に飛び込んだ。
JUMP「A!!!」
A「うわああああああん！」
中にはあたふたしているキンプリと泣き叫ぶA
こんなに泣いてるA、あの時以来。
紫耀「あ、JUMPさん！」
廉「Aちゃーん、パパたちきたで？」
涼介「A…おいで」
しゃがんで両手を広げると泣きながらやってきた。
Aをぎゅっと抱きしめて、抱きかかえると嗚咽を出しながら言った。
A「さ、みしかっ、た！」
途切れ途切れの言葉はAの本音だった。
我慢させてたんだなって思った。
涼介「…ごめんね、よく頑張った。」
そういうとまた泣き始めたA。
侑李「っ…」
裕翔「なんで知念が泣きそうなんだよ…笑」
雄也「そういう裕翔も泣きそうだぞ笑」
みんなが目に涙をためながら、Aを愛おしそうに見ていた。
もちろん俺も。
キンプリにお礼を言い、Aと一緒に帰った。
どこか行く？と聞いたらおうちに帰りたい、パパとおうちで遊びたいといったA。
帰ったら、思いっきり遊んであげよう。
帰ったら、Aのわがままを聞こう。
帰ったら、グラタンを作ってあげよう。
帰ったら、たくさん抱きしめてあげよう。
今まで我慢させてきたこと、全部全部。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
なえりん様リクエスト
≪少し親離れして、異常にキンプリになつく≫
ありがとうございました！
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