#176 ページ15
R.Yサイド
あっという間に夜。
ご飯を食べ終わり、あとは寝るだけとなった。
A「ぱぱ〜」
涼介「ん？」
A「Aのこと好き？」
涼介「好き…大好き」
A「…Aも！」
純粋な笑顔でそういったA
今考えたら、初めてだった。
Aがこんなことを聞いてくるなんて。
Aも何か感じていたのだろう。
・・・
次の日＿＿＿
空港に来た。
ここでAのご両親が待っているらしい。
俺と手をつないでいるAはどこか不安そうな顔をしていた。
相川「皆さん」
宏太「相川さん…」
相川さんの後ろにはAによく似た女性と優しそうな男性。
女性「！…A」
Aは不思議そうに女性を見た。
怖くなったのか俺の足にしがみついて離れない。
涼介「A」
A「ぱぱ…帰ろう？おうちに帰ろう？」
Aと視線を合わせるようにしゃがむとそういった。
俺はゆっくりと首を横に振った。
涼介「Aが帰る場所はもう違う」
A「え…？」
涼介「Aはパパとママのところへ帰るの」
そういい、相川さんたちのほうを見る。
女性「…A」
男性「A」
はっとしたように目を見開くA
A「…ぱぱ、まま」
俺の手を放し二人の元へ走っていく。
女性の胸に飛び込むA。
ぽろぽろと涙をこぼすAとAのお母さんを見て俺も泣きそうになったが堪えた。
Aの前では泣かない。そう決めたから、最後まで笑顔でって。
ーーーーーーーーーーー
今、Twitterの方で読者様とお話してるんだけどね
嬉しいよね、｢読んでます！｣とか｢癒しです！｣とかね…
ほんと感謝ですよ。。。
遠慮なくDMやリプ来てもらって大丈夫なんで！
全部返しますよ^^*
基本、反応くれる子にはフォロー返してますd('∀'*)
ちょっと、読者様の温かさにジーンときて今日は2話投稿です(๑´×`๑)
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