ヤンキーの彼でも大好きなんです

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山田side




……最近誰にも絡まれない。




喧嘩を売られたりトップ狙いの奴も最近来てない。





……本当にこれは不自然だ。前までほとんど毎日だったってのに……



鬼って奴らの手の上で転がされてるってことか……？



A「笑っちゃいそw｣





山「我慢しろwいくら大貴でもニヤニヤしてたらバレるw｣





A「だって〜wでも、涼介も笑ってるじゃーん｣






山「ぶはっw｣





……いくら今楽しく居られても、知念や伊野尾の事を傷つけたヤツを捕まえてない限り俺の中は曇天のまま、早く見つけたい……





見つけて殺ってやる……





A「涼介着いたよ〜｣





よしっ、とりあえず今はここにいる奴らのことを考えよう。





ガラッ






A「ただいまぁ皆！あれ？伊野尾くん！｣






伊「やほ〜い｣





山「大丈夫か？｣






伊「大丈夫だよ〜少し腫れただけ！｣






A「じゃあとりあえず皆！はいジュース｣





山「おらよ。大貴、薮｣





実はさっきAからの提案で薮の嫌いなトマトのジュースも買っといた。





入れ物をほかの飲み物と変えてラベルを変えてから渡したから、分かんない。






A「涼介、どーぞ｣






山「さんきゅ｣





有「ぶっ……梅ジャン！！！！うわ！！！マッズー！｣





A「あははははっw｣





知「梅！？wやるねー涼介！Aちゃん！｣





光「きったねぇな！w吹くなよw｣





薮「うっ……トマト〜！！！！おえー……｣





伊「あははっw薮ぅ口元真っ赤！w｣





中「待ってそのまま！写メ！｣





岡「oh......｣





高「うっせぇよw薮怖ぇわw血みたいwww｣





山「はははははっwww二人共……w悪ぃwww｣





A「あーおかしいwww｣






……こうやって笑ってる時間は何も無いみたいに平和で、楽しい。





……これを壊す奴らは俺らがぶっ潰してやる……

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