ヤンキーの彼でも大好きなんです

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ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ……




A「んっ……あれ、寝てたんだ……｣






山「ｽｰ……ｽｰ……｣






A「あっそっか。泊まってたっけ。｣






山「……｣





A「学校あるんだけど……涼介〜？｣





気持ちよさそうに寝てるからできたらこのまま置いといてあげたいけど……学校があるしな。





山「ﾋﾟｸｯ……ｽｰ｣






いや寝るんかい←





A「りょ・う・す・け！｣






山「っせぇな……聞こえてるし……｣






A「おっ、起きた、｣






寝起き何気にいいじゃん






山「今日知念の見舞い行くぞ。Aも来い。｣





A「行くよー。何か買ってく？｣






山「コンビ二よるか。……あ。学校｣






A「遅刻……だぁ。まぁいいや。｣





山「いーのかよ。｣





A「うん。顔洗おっと……｣





…私はこの朝を幸せと感じると同時に不安に感じた。






……幸せは砂の城のようにもろいから。







……また、誰かが狙われたら？





……また、誰かが傷ついたら？






……それは、誰かわからない。





そんな事がずっと頭を巡ってた。





……一刻も早く、知念君を傷つけるように仕向けた黒幕を捕まえたい……

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