【最終章】-2 ページ20
部屋にある唯一の窓から見える夜空には、たくさんの星が輝いていて、満月の明かりが、まるで早く伝えに行けと言っているかのように、僕の部屋の扉を照らしていた。
イライさんは…すごいなぁ………
ねぇ、頑張ってよ…僕……
僕は、おもむろに立ち上がると、化粧箱を取り出して、新しい人形にAさんの顔を描き始めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aside
今日も一日頑張ったーー！時刻は午後20時過ぎ。
お夕飯もお風呂も終わって、お部屋でくつろぎタイムだ。
ここの荘園にもだいぶ慣れてきて、ここに来る前とは比べ物にならないほど、楽しい日々を過ごさせていただいていると思う。
私はお部屋で何気なくいつもの本を手に取り、開いてみた。
…んー、まだ文章増えてないかぁ。
お話は、この前栞を挟んだ、少女がモグラの言葉に勇気を貰って、自分の気持ちを少年に伝える事を選んだ所で終わっている。
気になるなぁ、続き。
なんて思っていると、コンコン＿＿＿＿＿＿とノックがされた。
「はーい、どなたですか？」
「夜にすまない、イライだ。」
イライさんだった。こんな時間になんの用かしら？
ガチャ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「こんばんは、A。今、少し時間あるかい？」
「はい、大丈夫ですよ！」
「良かった。話したい事があるから、ちょっと着いてきてくれ。」
「わかりました！」
そう言ってイライさんは、どこかに向かって歩き始めた。
イライさんが何も言わないから、私も黙って後ろから着いて行った。
今気付いたけれど、ぽっぽちゃんは連れていないみたいだ。
「着いたよ。」
イライさんは、二階にあるバルコニーの扉の前で止まり、振り返りながら言った。
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あねも(プロフ) - イヴさん» イヴ様ありがとうございます^^* 涙腺崩壊...!! 学校へ行く前で良かったです！ (2020年7月27日 7時) (
レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 涙腺崩壊しましたよがちで...学校行く前に読み終えて良かった (2020年7月27日 7時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - まめ丸様、両ルート読んで下さりありがとうございます！！キュンキュンして頂けてとても嬉しいです〜〜っ！ありがとうございます(´∀`) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - さきちょよ様、またまたありがとうございます！ギュンギュンッときめいちゃって下さい！笑 (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
*まめ丸*(プロフ) - 完結おめでとうございます!!占い師ルートも納棺師ルートもどちらも素敵で!!番外編もキュンキュンしちゃいました！もはやもう作者様のトリコになってしまいました!!また新作がでた時は秒で見に行きます!!大好きです(*´ω｀*) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 7b0adad536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あねも | 作成日時：2019年9月1日 16時
