【第二十七章】-3 ページ15
「では、お茶会を始めようか。僕が持ってきたこの茶葉はね、とても味が深くてね、それでね……」
「仕切り役、ジョゼフさんになってますよ……」
「僕が最初に計画したのに…というか、お茶菓子会です写真家さん。」
「おお、この甘くて柔らかいのは何だ、イライよ。」
「はい！ハスター様、そちらはマドレーヌでございます！」
「ほお、美味いのうー。イライも食べるが良い。」
「はい！ハスター様！ありがとうございます！」
「いやそれ、イライさんが持ってきたやつですよね……」
そんなこんなで始まったお茶菓子会(お茶会)は、なんだかんだ夕方まで続いて、とても楽しかった。
こんなに男性に囲まれても、あまり緊張しなくなった自分がいて、私も少しは変われたかな…？なんて思った。
帰りは部屋が隣のイライさんとイソップさんと三人で帰ってきた。
「今日は、ありがとうございました！とても楽しかったです！」
「Aが楽しめなのなら、良かったよ！」
「ごちゃごちゃしてすみませんでした……」
「いえいえ！では、お二人ともまたお夕飯で。」
「うん！」「はい…！」
彼女が部屋の扉を閉めた事を確認してから、彼女の部屋の前で、占い師が納棺師に向かって言った。
「今日の事もそうだが、この前、彼女の人形にキスをしている所を見たよ。君もAが好きなんだろう？」
「…っ…天眼を使ったんですか。趣味悪いですね…そうですよ、僕はAさんの事が好きですよ。」
「すまない、あれは偶然見てしまったんだ。…僕は、君との仲を悪くしたくないが、Aを譲る気も無い。」
「…っ……僕も…、たとえイライさんが大切な仲間でも、諦めませんから…っ…！」
「ふっ、まさかイソップが生者に恋をするなんて、考えた事もなかったよ。正々堂々、お互い真剣勝負だ。」
「望むところです。」
そうして彼らは、互いの部屋に帰って行った。
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あねも(プロフ) - イヴさん» イヴ様ありがとうございます^^* 涙腺崩壊...!! 学校へ行く前で良かったです！ (2020年7月27日 7時) (
レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 涙腺崩壊しましたよがちで...学校行く前に読み終えて良かった (2020年7月27日 7時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - まめ丸様、両ルート読んで下さりありがとうございます！！キュンキュンして頂けてとても嬉しいです〜〜っ！ありがとうございます(´∀`) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - さきちょよ様、またまたありがとうございます！ギュンギュンッときめいちゃって下さい！笑 (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
*まめ丸*(プロフ) - 完結おめでとうございます!!占い師ルートも納棺師ルートもどちらも素敵で!!番外編もキュンキュンしちゃいました！もはやもう作者様のトリコになってしまいました!!また新作がでた時は秒で見に行きます!!大好きです(*´ω｀*) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 7b0adad536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あねも | 作成日時：2019年9月1日 16時
