【第二十六章】-17 ページ11
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「どちらが先に死ぬか、見物ですねぇ。」
…くそっ…………
僕は、彼女の名前を呼ぶ事しかできなくて……朦朧とする頭で、リッパーさんを睨んだ。
「いい目付きですねぇ、悪くないですよ。彼女は生者ですよ？君の中では生者なんて、どうでもいい存在でしょう？」
「…っAさんは、僕が初めて好きになれた…生きている人なんです…っ！」
「ほう、それは恋愛的にですかねぇ？」
リッパーさんの言葉に答える前に、僕の座っていた椅子は空へと飛んだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
リッパーside
「納棺師くんの負けでしたねぇ。勝ちましたよ、Aさん。…とは言ってももう、聞こえていませんかね。」
私は、失血死寸前で、ぐったりと床に横になっている彼女を抱きかかえ、すぐ近くにあったハッチまで運びました。
ほぼ意識の無い彼女は、まさに壊れてしまった人形のようで…フフ、少し、そそられました。
私は死んでいるが、彼女は生きている。
しかしこのまま、私の左手のこの爪で、彼女の喉を切り裂く事もできる。
私が爪の刃を、彼女の喉にぴったりと付けて横に少し動かせば、つぅーっと真っ赤な赤い血が彼女の首を伝っていく。
「フフフ……あなたはどちらを選ぶのですか？」
私は、そそり立つ興奮を抑え、まだ小さく息を吐く彼女を、ハッチの中に落としました。
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あねも(プロフ) - イヴさん» イヴ様ありがとうございます^^* 涙腺崩壊...!! 学校へ行く前で良かったです！ (2020年7月27日 7時) (
レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 涙腺崩壊しましたよがちで...学校行く前に読み終えて良かった (2020年7月27日 7時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - まめ丸様、両ルート読んで下さりありがとうございます！！キュンキュンして頂けてとても嬉しいです〜〜っ！ありがとうございます(´∀`) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
あねも(プロフ) - さきちょよ様、またまたありがとうございます！ギュンギュンッときめいちゃって下さい！笑 (2019年9月21日 22時) (レス) id: 8c1c97f69f (このIDを非表示/違反報告)
*まめ丸*(プロフ) - 完結おめでとうございます!!占い師ルートも納棺師ルートもどちらも素敵で!!番外編もキュンキュンしちゃいました！もはやもう作者様のトリコになってしまいました!!また新作がでた時は秒で見に行きます!!大好きです(*´ω｀*) (2019年9月21日 22時) (レス) id: 7b0adad536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あねも | 作成日時：2019年9月1日 16時
