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44 . エピローグ ページ44

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僕が死のうと思ったのは、

まだあなたに出会ってなかったから。


松倉のお陰で、俺は変われた。



毎日聴いたあの歌も、

如恵留先生と過ごしたあの時間も、

松倉、ちゃか、しめも、


全部、俺が生きようと思えたきっかけで、宝物。



「みんな、マジでありがとう。」



あなたのような人が生まれた、

世界を少し好きになったよ。



「元太も、生きててくれてありがとう。」


左腕に残る無数の傷跡をそっと撫でる。

もう、傷つけることがありませんように。


「じゃあ行こっか。」

「お前、財布無くしたりすんなよ〜!」

「もう無くしませんー!」


笑い話にできる程度には、強くなれたよ。

俺は今、笑えてるよ。


松倉が、みんながいてくれて良かった。



あなたのような人が生きてる、

世界に少し期待するよ。




.

僕が死のうと思ったのは Fin

作者より→←43 . 嬉し泣き



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(プロフ) - 私もこの歌に助けられていた時期があり、なんだか共感を覚えました! (2021年9月8日 14時) (レス) id: e43a506390 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 如恵留先生!待ってました!!このお話面白くて大好きです。これからの展開もとっても楽しみです!! (2021年7月27日 16時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:祈醒蘭 | 作成日時:2021年7月15日 19時

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