地下室にて ページ18
ＮＯside
ツナたちの前には、残骸しかない。
だが、アラウディはその残骸を取り除き何かを探していた。
ツ「あの..何探してるんですか？」
ア「...」
ツ「無視！？」
ア「..あった。ほら、君も手伝ってよ。助けたいんでしょ？」
アラウディにしては珍しく、人に助けを求めた。
それほどまでに、A、否、スピカがアラウディにとって大切なのだ。
ツ「え、これって..扉！？」
ツナの目の前には、正方形の扉。ちょうど1mぐらいだろうか？
ジ「そこは..地下か？」
ア「屋敷は燃えたけど、多分地下室は残ってる」
それは恐らく、Aが閉じ込められた部屋のことなのだろうとツナ達は察した。
そして、そこに行けばなにか分かるかも、と思った。
雲「それ、開くの」
ア「その時は壊せばいい」
さすが雲の守護者と言うべきなのか、2人は同時に扉を破壊した。
全−雲ア「(いいのか？それで？？)」
まぁ、それ以外の外野も心が通じあったようだ。
というか、まず開くか確かめるというのは思いつかないのだろうか、と突っ込んで見てもいいのではないかと思う。
地下は、地上よりもひんやりとしていた。だが、じめっとしていて肌に触れる空気が重い。
それは奥に行けば行くほど、重くなっていきAが閉じ込められていた部屋につく頃には、皆汗をかいていた。
ツ「あ！あれっ！！」
獄「雪のおしゃぶり..」
マ「それだけじゃないね...そこにいるのは誰だっ！」
マーモンが叫んだその瞬間、今までどこかじめっとしていた空気が、一気に無くなり寒さを感じた。
『ここまで来たんだね...』
そこには、白蛇と小さな女の子がいた。
山「誰だ？」
『全て話そう。でも...1人足りないな。
おい、チェッカー。どっかにいるんでしょ？出てきてよ。
私だけじゃ語れない。話せない。
どうせ、聞いてるんでしょ？なら、堂々と出てきてよ。
ここはどうせ、私の世界。アルコバレーノは攻撃出来ないよ』
チェ「そうかい、それなら安心だ」
最後の言葉を待っていたかのように、ツナ達の後ろから出てきたチェッカー・フェイス
その表情はどこか寂しそうに笑っていた。
風「っ！？動けない？！」
『ごめんね、でもこうしないと出てきてくれないから』
チェ「説明は..見せた方が早いだろ？」
チェッカーが杖で床をトントンと叩く。
そうすると、世界はぐにゃりと形を変えた。
終わり
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色見草(プロフ) - たかみん♪さん» ありがとうございます！もう、ほとんど原作を覚えていないので更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2017年7月9日 6時) (
レス) id: dabbc44ac8 (このIDを非表示/違反報告)
たかみん♪(プロフ) - 面白いです応援しています！ (2017年7月9日 0時) (レス) id: 835f6df6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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