幼女が求婚されて困ってます！ (ページ47)

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44.口は禍の元ページ47

災害シュミレーション映像の後は、防災対策について出来る事を勉強することになった。

それについては、警察官から聞くそうなのだが、ここでやっと律が調べてくれた連中と会う事が出来た。

ふむ、あれが刑事課の三人か……

吉田「白鳥刑事かっこいいよね。

小林先生と白鳥刑事が早く付き合えると良いけど……」

『吉田は、ああいう顔がタイプなのか？』

吉田「えっ、あゆみは……／／／」

チラッと吉田の視線が斜め前に座っていた江戸川に向けられる。

ああ、なるほど。

吉田の想い人は、江戸川と言うわけか。

ふむ、子どもはやはり分かりやすいな。

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講義が終わり、防災センターの販売所に私達は移動した。

さて、學峯に何か手土産でもと思い、何を買おうか私は見て回る。

学秀「これなんてどうかな？」

私と一緒に買い物をしていた息子は、手に取った物を見せてくれた。

災害用の簡易ビニールトイレか……

学秀「あの人には、これがオススメだと思うよ。」

これを學峯に？

息子のセンスを疑いたくなるが、学秀はそうだといように、頷く。

『プレゼントにトイレを貰ったとして、あ奴が喜ぶと思うか？』

学秀「母さんからのプレゼントなら、何でも喜ぶんじゃない？」

コナン「えっ、お母さんって！？」

はっとして背後を振り返ると、私達の後ろには不思議そうな顔をしてこちらを見ている江戸川が居た。

まさか、今のを聞かれたんじゃ……

途端に冷や汗が出て来た私を気遣い隠す様に、学秀が前に出た。