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土間家





「明日、浅野さんと会うことになったよ。


ここからちょっと離れたファミレスで待ち合わせたからね。」





タイヘイさんはそう言うと、私の頭を撫でた。



「話した感じでは、良い人そうだったよ。」




「表向きはですよ。

父は、外面が良い人ですから。」




「君もだろう。」




「まあ、確かに……」




それを言われるとそうだけど、私とパパは次元が違うと言うか。


何と言うか……






「大丈夫。

一人じゃないからね。」



「そうそう、うまるも一緒だからね。」





そう言ってうまるお姉ちゃんは、私にコントローラーを渡す。



「はい、お兄ちゃんもね。


明日まで後一日あるんだし、今日は三人で遊びまくろう!!

いぇい!!」



うまるお姉ちゃんはいつものミニサイズになると、飛び跳ねた。




私もそれに釣られてミニサイズになると、飛び跳ねる。



「やったあ、やったあっ!!」





「そうだね。

じゃあ、みんなで遊ぼうか。」





「それなら、宴をしよう!!」




唐突にうまるお姉ちゃんは、コーラのペットボトルを持つと、自由の女神像の様に天に向かってコーラを掲げた。




「宴?」




私は聞きかえす。





「よくぞ聞いてくれた、A君。

分かりやすく説明するとだね、うまるの宴とは、ジャンクフードを食べながらぐうたらするパーティなのだよ。」





「なるほど〜」




ということで、うまるお姉ちゃんは目にも止まらぬ速さで、お菓子を用意して行く。




じゃじゃぁぁぁん!



「コーラ

ポテイトチップス

たけのこの山脈

プリン

チーズたら

イカのつまみ



まあ、メニューはその日の気分に合わせて考えるのだ。

今日は元々あったこの子達にしよう。」




おぉぉぉぉぉぉ!



私は頷くと、次の指示に耳を傾けた。




「そして次に重要なのは、このお菓子達を何のお供にするかだ。


今回は皆んなでゲームをするから、お供は決定だよ。」




うんうん、勉強になる。




「後は以前教えたように、お菓子の楽しみ方は、それぞれの味を活用して、飽きずに続けられる方法だよ。


うまるは自己流のメニューは決まってるからね。」





ということで、私達は最後の一日を盛大に楽しんだ。

パパと再会→←父の思い



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(プロフ) - ちくわさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉を下さり、励みになります。悪の大罪シリーズについてですが、実は知らなくて、すいません……。「悪の娘』とかがあると名前だけは聞いたことがありますが、分からないです。おススメ作品ですか? (2018年6月1日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - 面白いです! 悪ノ大罪シリーズとか知ってたりしますか? (2018年6月1日 17時) (レス) id: ae2f86a54b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年2月18日 8時

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