第4話 ページ5
soraru side
「な、んだよ…ここ…」
「やぁ、初めまして」
僅か、というより物凄く混乱していると突然目の前にくまの人形が現れた
「「…は?」」
「流石に姿を見せることはできない、から、失礼ながらくまの人形で話させてもらうよ」
「「は、はぁ…」」
「えっと、まず…私は神様だ」
「「…え」」
「君たち仲がいいね…じゃなくてね?
まぁ、信じるか信じないかは君たち次第だ」
「「…」」
「あ、ついに黙ったね…えー、まぁ詳しくは案内人にでも説明させるとして…まず、君たちにはここ、異世界で魔王を倒してもらう。
あとは案内人に任せようかな…←」
「「…(うっわ、この人全部案内人に任せようとしてるよ…)」
自称神様は何やらおかしなことを言い始める
まぁ神様って名乗る時点で頭おかしいけど…
「異世界…?」
「え?だって君たち、さっきの質問にはいって答えたじゃないか」
「え、僕達異世界に来てるんですか?」
「うん、まぁそうなるね」
「…」
「とにかくだ!詳しくは案内人に聞いてくれ。
さ、くれぐれも死なないようにね…?」
「え、は?はぁ!?」
「ちょ…まっ!」
「じゃあ期待しているよ」
その言葉と共に、俺達は意識を飛ばした
「これでメンバーは揃ったかな…フフッ、楽しくなってきたじゃないか…」
そう呟かれたことを知らずに…
「…さん!…る…!」
「ん…?」
「そら…ん!そらるさん!!」
「…」
「起きてくださいそらるさん!」
「起きた、起きたから退いて重い」
「あ、すみません」
目を覚ますと目の前には馬乗りしたまふの姿
一旦まふを退かし、あたりを見渡す
頬を撫でる穏やかな風
雲一つない青空
どこまでも続いていそうな位の広い高野
いや、俺達から見て右の方には薄暗い森がある
そして、目の前には怪物←
「グァァ…」
「ひっ!」
「やっば…」
逃げようにも腰が抜けてしまい、立ち上がることすらできない
腰が抜けるなんてことあるんだな…
そう思いながら目の前の怪物を見る
今にも襲いかかって来そうな勢いでこちらを見ている
俺達は何も出来ず、ただ震えていると
「雷撃(ライゲキ)!」
森のある方向から聞こえてきた声と共に、目の前の怪物を一筋の光が貫いた
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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2018年3月7日 18時