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第2話 ページ3

you side



案内人…つまりはここに転生された人間を案内する係の人

まぁ文字通りの意味だ

この世界には魔王という我ら人類の敵がいる

何でも、この世界の侵略を狙っているんだとか

そしてそれを止めるために色んな人達が立ち向かって死んでいく

そのため人口は急激に減っていく

それを悲しく思った神様は人間界から死んだ人を連れてくることにした

そしてその人達を死ぬまで付き添い、フォローする役目が案内人

まぁそれをどうして私がするのかは次の機会に…って、次の機会多いな

まぁとにかく、その人達の所へ急ぐために私は森の中を駆け抜けている



「見つけた…ッ!?」



森を抜け、広い高野に出ると座り込む2人の男性…と、その目の前には鋭い角が特徴の角兎

幾ら初心者用の敵とはいえ、流石に人間じゃあ無理だろう

急いで杖を出し、その先を角兎の方へと向ける

そして



「雷撃(ライゲキ)!」

ドォォン!



言葉と共に天から鋭い雷が角兎の体を貫く

そしてすぐ様、角兎の目の前にいた男性の方に杖を向け



「風神剣(フウシンケン)!」



風神剣を作り出す

そして勢いよく縦に振り、男性の前スレスレの所に放った

放った場所は一直線に地面が抉られ、石や土が風と共に空中に舞う

角兎の血は風神剣に跳ね返され、男性達とは反対方向へと飛んだ

とりあえず血がつくことは避けられたみたいだ

杖をしまい、再度急いで男性達の方へと向かう



「…あの、大丈夫でしょうか?」



そう声をかけるとバッと此方に振り向く2人



「えっと、大丈夫…です」

「そうですか、ならよかったです」

「あのっ…ここは、一体?」



とりあえず2人の安否を確認し、空中に手をかざして携帯を取り出す

2人の資料を探していると突然話しかけられた

まぁ混乱するのも無理はない



「簡単に言えば異世界…でしょうか」

「は?」

「あ、あった…((ボソッ」

「…あなたは誰ですか?異世界ってどういうことですか?俺らは一体…」

「とりあえず、落ち着いてください。
えっと…そらる様とまふまふ様、でよろしいでしょうか?」

「…」

「無言は肯定と見なしますね…私はAと申します。
今回、あなた方の案内人となりましたので…あー、死ぬまで付き添い、あなた方をお守りしますのでよろしくお願い致します」

「は、はぁぁぁあ!?」

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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2018年3月7日 18時

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