第3話 ページ5
貴女side
今僕は2人の男に連れられて何処かへ向かっている
あ、誘拐とかじゃないからね?
なんかすっごい誘拐感出てるけど決して誘拐とかではないからね
とにかく何処かへ向かっています
見たことのない不思議な光景を目の当たりにして頭の中は軽くパニックを起こしている
少し怖くなり、なるべく2人の男の近くを歩いていると、まふまふ?さんが「着きましたよー」って言いながら立ち止まった
そして変な木の板みたいなのを開けた←
え、なにこれ
扉?でも鉄格子とか鉄じゃないよね
……ん?
そらる「入らないのか?」
扉?らしきものの前で立ち止まっている僕を見て不審に思ったのか、そらる?さんが聞いてきた
二人とも普通に入っているようなので恐る恐る僕も入る
とりあえずお風呂に入らせてもらい、服も借りてご飯も食べさせてもらった
ご飯なんて、美味しすぎて涙が出た程だ
こんなに優しくしてくれたのは生まれて初めてだった
そしたらなんかすっごいふかふかなソファに座った
これマジでふかふかでさ?!ホントやばくてさ!!(語彙力の無さ)
そらる「じゃあまず、質問いい?」
まふ「答えたくなかったら答えなくていいからね?そらるさんの事も充分罵っちゃっていいからね?」「おい」
貴女「分かった」「分かったのかよ!」
まふ「じゃあまず、名前は?」
貴女「Aです」
まふ「歳は?」
貴女「分からないです」
その後も幾つか質問された
曖昧にしたり、少し誤魔化したりもした
まふ「これが最後の質問」
そらる「…どうして、あの人達に追われていたんだ?」
貴女「それは、っ!」
本当のことを言おうとしたところで迷った
本当に言ってもいいのか?
そもそも信じてもいいのか?
確かに優しくしてくれた、けど正体を知られたらアイツらに売られるかもしれない
また、実験材料にされるかもしれない
貴女「僕は、人間ではありません。
気づいたらあそこにいて、どうして追われているのかも分かりません。
けど、多分実験のためです」
まふ「実験?」
貴女「……はい、"人体実験"です。」
そらまふ「!!」
貴女「アイツらにバレたら、間違いなく殺されます。
というか僕の存在を知った時点で即死にます。
警察に通報しても無駄です。
そもそもアイツらは政府と、いや、お偉いさん方と繋がっているんですから」
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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年10月2日 16時