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第24話 ページ28

そらるside


「準備出来たかー?」


さっきAが急に出掛けたいと言い出した

から今みんなで準備してるんだが…


「ちょっと待ってください!」

「あと、少し」

「はぁ…早くしろよー」

「「はーい!」」


そう返事したあと、二人はドタドタと二階に上がっていく

準備が遅い

遅すぎる

俺もう終わったんだけど!?

呆れながらソファに座り、Twitteを確認する

そしてたまたま坂田のツイートが目に入る

そのツイートを読んでいてわかった

うらさかは今からここに来る

はぁっとため息を一つ つきながらソファに身を預けた


「来るとか聞いてねぇ…」


絶対アポなしで来るつもりだろうなぁ

あー、めんどくさいー

なんならあいつらも連れてくか?

いや、俺はそんなに子供(まふと坂田)の面倒はみれない←

あ、でもうらたいるんだっけ

んー、Aとも まぁ仲良いし…

そう思い、Twitteの画面からLIN〇の画面へと移動する

そしてうらたとのトーク画面を開き


「…あ、もしもしうらた?今どこにいる?……あー、わかった…じゃあ____」


電話をした

後でまふにも伝えなきゃなぁ

そんなことを考えながら 2階から聞こえてくる凄い物音を無視しながら、うらたと電話をする


「ん、りょーかい…はーい」


うらたとの電話を終え、まだかと思っていると


「そらるさーん」


準備が終わったのか、まふが降りてきた


「誰と電話してたんですか?」

「うらた」

「…え、なんで まさか」

「察しがいいな、うらさかも来る」

「ちょ、えぇ!?僕聞いてないです!」

「今言ったしな」

「えぇ…折角そらるさんを置いてAと二人っきりになろうと思ったのにぃ…((ボソッ」←


…あれ、なんか今幻聴が←

まぁ、幻聴なわけが無い

俺はにっこりと笑いながらまふの目を見て言った


「おい、今聞き捨てならないことが聞こえたぞ?うん? もう1回、俺の目を見て、言えるか?」


俺がそう言うとまふはピクピクと頬を引き攣らせ


「あ、はは、やだなぁ そらるさんってば、冗談ですよー、あははー…」


と、苦し紛れの言い訳をするのだった

その後、Aも準備が終わり 下へ降りていくとそこには もうまふの姿はなかったのだとか… (いや死んでないから!by.まふまふ)

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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年10月2日 16時

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