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第21話 ページ25

うらたside


「うらたさんうらたさん!!」

「おーおー、どうした坂田」


いきなりうらたさんと連呼し始めた坂田

とうとう頭がおかしくなってしまったらしい←


「そらるさんたちの家行きましょ!」

「…はぁ?何でまた急に」

「つ、次のコラボについて話したいなと、思いまして?」

「ふーん…」ジッ

「ど、どうしたん…?」バッ


疑いの目を向けるとバッと背を向ける坂田

わかり易すぎる…

いつかこいつが詐欺とかに引っかかってしまわないかが心配だ←


「坂田…本心は?」

「Aに会いたかったからです(即答)」


そして本心はA目当て

そらまふよりもA

まぁ俺もなんだけど…


「と、いうわけで行こうや!」

「は、今行くのかよ」

「当たり前やん!善は急げや!」


いやいやいや、まぁ確かにそんなことわざあるけども


「またアポ無しで行くのかよ…」


そう呆れ顔で言うと坂田は物凄くいい笑顔で「うん!」と答えたのだった…

後に聞くと、どうやら


「アポ入れたら絶対数日後とかになるから嫌や。それにお菓子でも持ってっておけば大丈夫やろ!」


とのことらしい

そらるさん…まふ…お前ら…

坂田にすんごいなめられてるぞ…←

そんなことを思いながら俺は支度を始めるのだった

…今回の俺はside、ツッコミしか入れてねぇじゃん









貴女side


「あぁ…穴があったら入りたい…」ブツブツ

「そらる、あれ何?」

「…あれは魔王の使い手、目を合わせてしまうと一気が心臓が抉りぬかれるぞ…!」

「そ、そんなっ…!」

「さぁ、早く離れてどっか遊びに行こう…」←

「うん、そうだね…」←


そう言いながら少しずつまふから離れていく私たち

私たちの会話が聞こえていたのか、まふは途端に顔を上げ


「勝手に茶番劇始めないでくださいよ!
てか何ですか魔王の使い手って、心臓抉り抜かれるって!そんなえげつないことしませんよ!?
てか、そらるさんに至ってはただAと出かけたいだけでしょう!?」

「「おぉ〜」」

「ハァ…おぉじゃ…ありません…」ゼェゼェ


息継ぎ無しでつっこんだ

流石、あの長文を息継ぎ無しで読むだなんて…!

まふのその行為に感動しているとまたつっこまれた

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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年10月2日 16時

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