実験体少女 (ページ24)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:5,724 hit

第20話ページ24

貴女side

｢はぁっ…/////｣

まふにキス、された

しかも深い方の

された時、不思議と嫌ではなかった

なんでだろう…

｢あああ…熱が引いてくれない……｣

必死に手を当てて頬の熱を冷まそうとしているが中々収まらない

というか、あの感覚が忘れられない

背中に電流が走ったような感覚

力が抜けていくような

…気持ちよかった、のかもしれない

またしてほしい、なんて

呆れるほどのビッチなんですかね、自分は

｢嫌われたかなぁ｣

あのあと、恥ずかしすぎて顔を見れなかった

そして逃げるように部屋に帰ってしまった

｢明日顔合わせずらいじゃん……｣

自分のやってしまった行動に僅か、というか結構後悔しながらベッドに寝転がった

そして、また夢の世界へと落ちていった

｢ん…眩しっ……｣

カーテンを閉めずに寝ていたため日差しが眩しかった

しっかりと脳は覚醒してしまい、寝れそうにないのでもう起きることに

というかもう朝なんだけど((ﾎﾞｿｯ

欠伸を噛み殺しながら階段を降りてリビングのドアを開けた

｢ちょ、そらるさんっ！｣

｢今やってるから待って｣

｢早くしてください！じゃないと、誤解されて……っ！｣

｢あ、A……｣

話し声が僅か聞こえていたが気にせずドアを開けてしまっていた

開けた先にはそらるがまふを押し倒している様子

互いの体には僅かコードが絡まっている

見なければよかったかもしれない

まさか、二人がそういう関係だったとは

いやまぁ、男同士で同居してるからまさかとは思ったけど

｢や、A！誤解だからね！？｣

｢そうだ！これは事故で…｣

｢お、お邪魔しました｣

バタンっ

さて、どうしようかな(遠い目)

もう一度寝ようと思い、階段を登ろうとすると

｢A！｣

とまふに呼ばれた

びっくりして振り向くとコードを抜け出したのか、少し息と服が乱れているまふとそらるの姿があった

｢あ、はい｣

｢誤解だからね！？｣

｢あれはたまたまコードに足が引っかかっただけだからな！？｣

｢あ、うん、はい｣

必死に誤解を解こうとしてくるので流石に可哀想だと思い、信じることにした

というか、なんか面白かった

写メっとけばよかったかなぁ←