番外編 〜大晦日〜 ページ22
貴女side
「そらるさーん!これどこですか?」
「それはそっちの棚、、、いや、やっぱ頂戴」
「はーい」
朝からなんだか二人とも慌ただしい
そう思いながらポッ〇ーを食べる
起きた時からそうだ
いきなり掃除し出して、窓とかも水拭きしだしたり
要らないものはゴミ袋に入れて纏めている
僕も手伝った方がいいのかな……?
「ねぇねe「まふ、これそっちやって」」
「ちょっt「はーい、あ、これは?」」
「あn「それもそっちな」」
「りょーかいです!」
忙しそうだなぁ
忙しすぎて僕のセリフがどんどん被せられていくなぁ←
これ以上被せられたらメンタルが持ちそうにないので、一段落ついた頃に話しかけることにした
ー1時間後ー
結構待った
1時間待った
「これでとりあえず終わりですよね?」
「あぁ、ゴミは明日だな」
やっと終わったようだ
ということで話しかける
被せられないことを祈って←
「ねぇ、なんでいきなり掃除し出したの?」
やった聞けたあああ!
やっと聞けた!!
被せられなかったひゃっふう!!←
「あ、何気にA大晦日初めてだっけ」
そう言いながらそらるが僕の隣に座った
「おおみそか?」
「そ、大晦日」
「大晦日ってなに?」
「……まふ、大晦日ってなんだ?」
どう説明したらいいか分からないようで、そらるもまふに聞いた
急に話を振られたまふはビクリと肩を震わせ、「んー」と唸りながら僕の隣に座った
「大晦日って1年の最後の年で、家中を綺麗にして新しい年を迎える準備をすること…ですよね?」
「……俺しーらね」フイッ
「ちょっと!?
もし間違ってたらAに嘘教えた事になるじゃないですか!」
掃除するのか…
あ、だからあんなだ慌ただしかったんだ
そう一人納得しながら再び〇ッキーを食べる
僕を挟んで言い争っている二人を無視しながらひたすらポ〇キーを食べる
「もー……あ!」
「どうしたまふ煩い」
「酷くないですか!」
そらるにつっこんだ後、「おせちどうしましょう」と慌て始めたまふ
おせちってなんだ…?
さっきから知らない単語ばかりが飛び交っている
「おせちってなに?」
「おせちっていうのは色々意味が込められた料理が入ってる箱のこと」
「まぁとにかく豪華な料理だな」
「簡単に言えばそうですよね」
「おせちって頼んでなかったっけ?」
「……今、頼みますね」
そう言ってまふは震える指を操作しながら電話をかけていた
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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年10月2日 16時