Forever.......愛は永遠に

〜昭弘〜２ ページ48

そんなのどかな一日がいつまでも

続いてほしいと思っていても

なかなか、続かないもので...

ギャラルホルンとの戦争がはじまることになりました

オルガ曰く、これが最後だそうです



最後、か.......


いつも以上に纏纒に磨きをかけていると

シノが近づいてきました


シ「そういえばさ、レイラって

　 昭弘に気持ち伝えてねーの？」


伝えられるわけないじゃないですか、だって.....

貴「私にはそんな資格なんかないよ」


そう、そんな資格なんてないんです

シノにだけは昭弘の事が好きだって言ってあるんです

だから余計に理由を言いづらくて...

理由は、



シ「なあ、なんで俺じゃダメなんだ？」


.....シノの気持ちを知っていたから

正直に言えば、好きなのは昭弘なんですか



でも、付き合いが長いのはシノの方なんですよ

昭弘に気持ちを伝えてもいいのか

シノの気持ちを優先すべきなのか


悩んじゃうんです、いつもいつも

シ「レイラの気持ちはもちろん知ってる

　 でも、俺はレイラの事が好きだ」

そう言って、シノが抱きしめてきました


理由なんて簡単ですよ



私が泣きそうな顔をしていたから

いつもそうしてくれるから、慣れちゃったんです


貴「どうすればいいのかわからないの

　 シノの気持ちなのか、私の気持ちなのか」


そう言って泣き出してしまった私なんですが

シノは、優しくこう言ってくれました


シ「レイラは、自分の気持ちを優先しろ

　 俺の気持ちなんか忘れていい

　 昭弘には、ちゃんと伝えないと

　 分からないからな！」


..........シノの優しさは一番わかってますよ

だから、シノの優しさに甘えてしまうんです


貴「うん、ごめんね」

そう言うと、シノは悲しそうに笑って

シ「謝る事じゃねーよ、レイラ

　 その代わりと言っちゃなんだけど、

　 レイラのファーストは俺！」

その言葉を言い終わらないうちに

ファーストを奪っていきました




ありがとうシノ、ごめんねシノ









〜ＮＥＸＴ〜

お知らせ→←番外編〜昭弘〜１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す