あったかもしれない世界 弐 ページ27
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何時間経ったかわからないけどこの和やかな雰囲気は一瞬で終わった
スパンと勢いよく襖を開けて関西弁が特徴的な直哉に起こされることになる
が、ここで大人しく起きる私達ではない
真希、真依、恵はうるさそうに身をよじり私と兄さんは聞こえていないフリをしてスルー
「 今何時や思ってんねん! 」
「『 …10時 』」
「 ちゃうわもう昼の13時や!!
2人揃うて何言うてんの!! 」
思ったより寝てることって割とあると思う
しょうがないよね
『 直哉うるさい出てって 』
「 いつまでも寝とったら豚になるで 」
『 …玉犬 』
「 待ってAちゃん俺が悪かったからそれしもうてくれへん? 」
謝るなら最初から言うなって話だよね
何しに来たんだこの男
「 まさか朝餉も食べへんで皆ここで寝てるとは思わんかったわ 」
「 ぅ…Aちゃん? 」
「 だれ… 」
「 知らないヤツだからまだ寝てろ 」
「 え、甚爾君まで酷ない? 」
せっかく寝ていたのに皆起き始めてしまった
可哀想でしょうが気持ちよさそうに寝ていたのに
「 甚壱君に流石に起こせって頼まれてんねん 」
甚壱兄さんかぁ
ならしょうがないかとゆっくり起き上がる
『 …なら起きる 』
「 怒らせたらめんどくせぇしな 」
「 わたしもおきる! 」
「 お姉ちゃんおきるならわたしも… 」
次々活動していく中、恵だけまだぼんやりしている
「 なんやどんくさいな
早う起きな恵君のご飯抜きにするでっ! 」
ここぞとばかりに嫌味ばっかり言う直哉のお尻を兄さんが蹴って黙らせた
わあ割と痛そう
その辺で転がってるから置いて行くか
『 恵ー行くよ 』
「 ……うん 」
転ぶと危ないから抱っこしてご飯を食べに行った
勿論甚壱兄さんには寝過ぎだと少しだけ注意された
甚爾兄さんはいつも通りだからという理由で私だけ
「 それはそうと直哉は? 」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『 !!…悟くんか、ビックリした 』
「 はっ不細工な顔 」
『 起こすなら普通に起こしてよ 』
「 えらく緩みきった顔してたからつい 」
『 よく覚えてないけど幸せな夢見てた気がする 』
「 ほー そりゃよかった 」
術式?
呪力?
関係ない皆仲良しの優しい世界
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海(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして。そうですね、本作品はオチ未定で進んでいるので今のところ誰にしようとは考えていません。ただ、貴重なご意見として今後の展開に繁栄させていければと思います！ (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 4e280ef606 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月3日 14時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - ゆ な 、さん» 初めまして。前作に引き続き読んで頂けて嬉しいです！中々推しが被ることが無いので同担さんがいてニコニコです!!頑張らせていただきますね。 (2022年5月8日 21時) (レス) id: 4e280ef606 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な 、 - 初めまして！前作から読ませていただいています。わたしも灰原推しなので、絡みが多くてとても嬉しいです！更新楽しみにしています、無理のない範囲で頑張ってください！ (2022年5月8日 8時) (レス) id: 1db18cce8e (このIDを非表示/違反報告)
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