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★ story 144 在りし日の貴方 ページ50
･･･ああ、賑やかな音が聞こえる。
娘が可愛らしい声で音を奏でている。
私の為だけに。
ああ、ごめんね白夜。
貴方ばかりにこんな辛い思いをさせちゃって。
知ってるわよ。貴方が私に嫉妬をしていたこと。
お父さんに見てもらえなくて、苦しかったわよね。
？｢奥様？何を見ておられるのです？｣
幽霊となった今でも、私の契約相手のロキは側で佇んでいる。
｢ねぇロキ、見て。あれが私の自慢の娘よ｣
ロキ｢･･･ワタクシとしてはまだひよっこで御座います。あの執事長ですからしょうもありませんけど｣
娘の傍にずっと居る真っ白い執事。
ちらっと視線を変えると懐かしい姿が目に飛び込んだ。
｢優澄･･･｣
そこには私の生前の友人の猪間優澄。
娘も、私も世話になっている大切な友達。
ねぇ優澄。貴方が白夜に教えてあげて。
私が白夜に残した物。
私の思い。
貴方しか、私を知らないから。
――
凛にパァスッ！
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dabi(プロフ) - 前からずっと読んでいました!!あの、リクエスト良いでしょうか？白夜ちゃんのイメ画が見たいんですけれど…。あごめんなさい図々しくて!! (2015年7月16日 22時) (
レス) id: 484bd3f1bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんダル三世＆凛 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月15日 22時
